ときめきたいなら、「チーズ効果」を味方につけよう。

学生時代、恋愛心理学の先生に「明日は今日より確実に老けている。彼氏ができないことを嘆きながら、酒を飲んでいる暇はない。」と言われたことがある。

教室にいた全員が胸を痛めたあの瞬間を、私は今も鮮明に覚えている。

恋愛は努力。そうなんですよね。それは確かなことだと思う。恋愛成就を祈るのは、今の自分を受け止めて、地道に試行錯誤を積み重ねてから。そんな当たり前すぎること、わかっとるわ!って。

恋はしたい、でも、まだ見ぬ恋のために、仕事をしながら頑張るほどの元気はない。そんな時に、さりげなく味方になってくれそうなのがチーズだ。

「ときめき促進」から、はじめよう。

過去にも、「チーズには麻薬のような効果がある」と記事にしたことがあるけれど、今回はカゼインではなく、チーズに多く含まれている『フェニルエチルアミン』について。

『フェニルエチルアミン』は、脳において神経修飾物質や神経伝達物質として機能しているもので、“恋愛ホルモン”という別名も持っている。天然の媚薬と呼ばれることも。

米国国立医学図書館(PMC)に掲載された、Prüß研究チームの論文によると、恋愛の症状であるドキドキ・ときめき・胸きゅん・幸福感などを生み出す物質だと言われている。恋をすると胸がいっぱいで、食事が喉を通らなかったり、肌がキレイになることにも影響しているのだとか。

まさか食べただけで、目の前の人に恋をしてしまうような効力とは言えないけれど、恋愛は『気持ち』から。

まったくピンク色に染まる兆しがなかった心に、「恋愛しますよ〜〜!やる気出せ〜〜!」と、体の中から喝を入れようじゃないか。トキメキやすい体質への一歩として。

ここから恋を始めるぞ!という時に、テンションを上げてくれる食べ物は大切だ。(ちなみに、チョコレートにも恋愛マジックパワーがあると言われている。)

「チーズ×恋愛」の、あれこれ。

チーズと恋愛に関する研究って、意外と世界中で行われています。ウソかホントか、チーズを食べる夫婦は長生きするとか、ずっとラブラブだとか。

日本でも、400人を対象に「チーズ×恋愛」の調査が行われていたようで、こんな結果が。

チーズをよく食べる人の方がパートナーに対してマンネリを感じ始めるタイミングが遅く、一緒に過ごす時間も長いというデータが得られました。

特に「カマンベールチーズが好きな人」に関しては、パートナーに対し「パートナーなしの生活は考えられない」という熱い思いを持ち、自身の生活の中で、恋愛を重要視していることが分かりました。

カマンベール好きは、愛情深いって(笑)。

あくまでそういう傾向がみられたってハナシだけれど、恋愛脳のスイッチを入れるキッカケに、“チーズ効果”を利用してみてもいいんじゃない?

もちろん、食べただけでは素敵な男性は現れない。外は寒いし、女友達とチーズフォンデュでもして温まったら、毛玉だらけのニットを脱いで、キューティクルを取り戻しに美容院を予約して、ちょっと背伸びしたBARに出かけよう。

Reference:NCBI, PRITIMES
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。