家具の“真の使い心地”は、ネコたちがよく知っている!?

九州に住んでいる動物好きの姉から、はじめて「ネコ家具」という言葉を聞いたのは10月のこと。デザインにネコがあしらわれた愛猫家向けの商品かな、なんて思いながら調べてみたら、家具を使うのはネコのほう。しかも、布地でふわっとした“いわゆるペット用ベッド”とかじゃなくって、人間用と寸分違わない、まさに家具だったのだ。

自由気ままな
ネコも大満足。

 ●ネコソファ

「この場所、誰にもゆずらない!」と言わんばかりの我が物顔感。

相当お気に召した様子だ。

 

●ネコベッド

こんなにふにゃ〜っとくつろがれると、飼い主としても与えがいがある。

 

ところで、なんでネコかって?

ネコは気まぐれで自由奔放。なんだけど「心地よい場所」に対してはすごく貪欲。だからこそ、ネコが家具を使いたいと感じてくれたら、その家具は本当に使い心地が良いってこと。家具づくりの技術とセンスを証明するために「ネコ家具」はつくられたのだ。

ネコに、試されたのは
「家具の街・大川」の職人魂

そんな「ネコ家具」を手がけるのは「職人MADE大川家具By大川市」

福岡県大川市は、470年以上の家具づくりの歴史をもつといわれている。大川市周辺には、家具をはじめとして、彫刻、建具、組子など多くの職人が点在するのだが、「職人MADE大川家具By大川市」は、大川市でつくられる良質な家具を多くの人に届けるために生まれたブランドだ。

同ブランドの想いは「その家具があることで少しでも暮らしを豊かにしたい」ということ。作り手はもちろん、職人魂(=こだわり)を持って家具づくりに携わるすべての人が「職人」であり、その「職人」こそが、暮らしを豊かにする家具を作ることができると考えている。

・・・ということなのだが、この職人魂、「ネコ家具」だからって少しもゆるむことはない。

人間にも、ネコにも全力。

今回、ネコソファの制作にあたったのは「広松木工株式会社」。アメリカ西海岸にインスピレーションを受けたという「サンタフェ」シリーズを、そのままネコ用に縮小して忠実に再現しているのがポイントだ。使い込んだ風合いを出すために家具の角を叩いて丸みを持たせたり、あえてキズをつけたり。手作業でしかできない作業を駆使したものとなっている。

ネコ用と人間用、並べてみてもご覧のとおり。

 

ネコベッドは「立野木材工芸株式会社」によるもの。もちろん、これまでネコ用の経験はなかったというが、どうやったらできるのかを考えるのが職人の仕事。良いものができる自信はあったのだそう。縮小サイズでもデザイン性と強度を保つために板の厚みを調整したり、そもそもサイズがない金具を木で代用したり、プロの手仕事がすみずみまで生きている。

 

職人による職人魂が発揮された結果、ネコたちを満足させる「ネコ家具」が生まれたのだ。 つまり、こういうことだ。

大川家具は、誰の要求にも、どんな要求にも、応えます。

 

最後は「ネコ家具」のムービーをどうぞ。

使い心地は...ご覧の通り。

■問い合わせは下記まで

ネコソファ:

広松木工株式会社 http://hiromatsu.org/

ネコベッド:

立野木材工芸株式会社 http://www.tatenomokuzai.info/

Licensed material used with permission by 職人MADE大川家具By大川市
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。