冬キャンプで体験する、一生忘れられないクリスマスナイト!

外遊びの機会が減ってしまう冬の季節。でも、冬には冬ならではのアクティビティがあります。

例えば、雪山でのトレッキング。

冬山には、すべての音が雪の中に吸い込まれていくような静けさがあったり、雪上に動物の足跡が見られたりと、この時期にしか体験できない魅力があります。

そしてこの時期、子どもたちが楽しみにしているのがクリスマス。暖かい家の中でツリーの飾り付けをしたり、美味しいご飯を食べるのはとても幸せな過ごし方ですが、焚き火にあたりながらローストチキンを頬張るなんてクリスマスは、きっと一生の思い出になるはずです。

〝日本まるごと家族で遊ぼう〟というコンセプトで開催されている「ASOBO JAPAN」の第7弾。今回は冬の那須高原を舞台に、アウトドアとクリスマスを一緒に満喫できるツアーが開催されました。

白銀世界を堪能する
雪山トレッキング!

当選した4家族が、最初に訪れたのは、日光国立公園内にある「那須平成の森」。ここでは冬山トレッキングに挑みます。

普段なかなかできない体験ですが「THE NORTH FACE」のスタッフと信州を拠点に子どもたちにさまざまなアクティビティを提供しているMTB(マウンテンバイク)ライダー、壇 拓磨さんが一緒です。

もともとこの「那須平成の森」は、皇室が所有していた御用邸の森。長らく立ち入りが制限されていたため、手つかずの自然が残されています。聞けば、多様な草花のほかに、野生のクマやシカ、リスなども生息しているのだとか。実際に歩き始めてみると、雪の上には動物の足跡がくっきりと。

見つけた子どもたちは大興奮。

お父さんお母さんにピッタリとくっついていた子どもたちも山歩きに慣れてくると徐々に本領発揮。

靴やズボンが濡れるのもお構いなしに雪の中へと駆け出して、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったりと、大はしゃぎでした。

「あまりアウドドアで遊ぶことはないんですが、子どもたちが喜んでいるのを見るのは嬉しいですね」と優しく見守っていたのは、千葉県から参加した中沢さんファミリーのお父さん。

一方、お母さんは各家庭に1台ずつ貸し出されたCanonの一眼レフカメラ「EOS Kiss」で、雪まみれになって遊ぶ娘さんたちの様子をパシャリ。「いつも使っている一眼レフカメラよりも軽くて、使いやすい。タッチパネルで操作できるから、子どもたちでも簡単に撮れるのもいいですね!」と話してくれました。

世界にひとつだけの
オリジナルリース作り

地元で採れた新鮮な食材を使った美味しいランチでお腹を満たした後は、子どもたちの体がすっぽり入るほど巨大なリース作りに挑戦。色とりどりのオーナメントや天然の松ぼっくり、クリスマスカラーのリボンなどを自由につけていきます。

テーブルに並べられた様々な素材に興味津々な子どもたち。待ちきれない様子で作業を開始。その興奮気味の姿に、お父さんお母さんも思わず顔がほころびます。

自由な発想で作られたリースは、同じ素材でも4家族がそれぞれ違った仕上がりに。全体のカラーを統一して飾り付けをしたファミリーもあれば、オーナメントに顔を描いたファミリーも。まさに世界にひとつだけのリースとなりました。

爽快感がクセになる
薪割り体験

冬のキャンプには焚き火が欠かせません。リース作りに続いては、アウトドアのプロフェッショナルである「THE NORTH FACE」チームによる薪割り体験が行われました。

八木さんファミリーの娘さんは、初めての体験に不安そうな表情を浮かべていましたが、いざハンドアックスを振り下ろせば薪は見事真っ二つ。「なんかスッキリする!」と満面の笑顔を見せてくれました。

薪が小気味良い音を立てて割れる楽しさ触れた子どもたち。お父さん、お母さんも薪割りに夢中になっていました。

親子で仲良く
クリスマスキャンドルを作ろう!

次にやってきたのは、オリジナルキャンドルを作ることができる工房。

サンタクロースやトナカイ、雪だるまなど、クリスマスらしいモチーフのガラス細工を小瓶の中に並べ、好きな色と香りをつけたキャンドルを作ります。

繊細な作業に戸惑う親たちに対して、工作に慣れ親しんでいる子どもたちはピンセットや小瓶を扱うのもお手の物。

「こうしたらいいよ!」とアドバイスしたり、反対に「この色を混ぜてみたらどう?」と意見をもらったりしながらキャンドル作りを楽しんでいました。

こうした親子での共同作業は、子どもたちの成長を感じる機会にもなりますよね!

焚き火で体を温める
冬キャンプの醍醐味

トレッキング、リース作り、薪割り、キャンドル作りと、朝から様々な体験が目白押しだった1日目。最後は、今回のツアーのメインイベントともいえる“冬キャンプ”の会場です。

初心者にはハードルの高い冬キャンプですが、キャンプの達人である「THE NORTH FACE」のスタッフがサポートしてくれたことで安心して楽しめました。

まずは、焚き火のワークショップ。キャンプで苦労することも多い、火おこしについて学びます。

1日中、遊びまわって疲れ切っているかと思いきや、子どもも大人もまだまだ元気です!

ガイドさんの説明によると、「まずはダンボールを使って乾いた大地を作ります。そこに空気を入れてあげるために、新聞紙をクシャクシャに丸めて空気をいっぱい取り込んだボールを作って積み重ねます。その上に隙間を空けながら薪を組み上げていきましょう」とのこと。

1本のマッチに灯された火が、新聞紙で作ったトーチで4組の家族に分けられ、薪の中へ一斉にくべられると、あっという間に大きな火が立ち上りました。

パチパチと音を立てながら燃える火で暖をとるというのも、室内やサマーキャンプでは味わえない冬キャンプならではの体験ですね。

誰もが一度は夢見た
本物のサンタクロース

キャンプの楽しみのひとつと言えば食事です。

今回のツアーでは、フードコーディネーターのみなくち なほこさんと一緒に、家族ごとにクリスマスケーキをデコレーションしたり、竹の棒に巻きつけたパンを焚き火で焼いたりと、食事面でも参加型のイベントが盛りだくさん。

メインディッシュには、ダッチオーブンでジューシーに焼き上げたローストチキンが振舞われました。

食事を楽しんでいると、なんとサンタクロースが登場!

子どもたちへのプレゼントを持って、フィンランドから本物のサンタクロースがやってきてくれました。

これには子どもはもちろん、大人たちも大喜び。一緒に記念撮影をしたり、質問を投げかけたりしている姿が印象的でした。

ライトアップされたツリーハウスには、各家族が作ったリースが飾り付けられ、辺りはまるで夢の中のような幻想的な雰囲気に。一足早いクリスマスナイトは、忘れられない思い出に。

大人も子どもも楽しめる
人気のボルダリングに挑戦!

前日に続き、清々しい晴天に恵まれた2日目の朝。この日は家族みんなでボルダリングに挑戦です。

参加者のほとんどがボルダリング未経験者でしたが、好奇心旺盛な子どもたちは我先にと競うようにチャレンジ。おっかなびっくり登っていたのは最初だけで、みるみるうちに上達していく様子にお父さんお母さんも感心しきり。

どんどん上達していく子どもたちの姿を目の当たりにして、負けていられないのがお父さんたちです。「がんばってー!」と家族の声援を背中に受けながら、両手両足を力強く伸ばしてグイグイと壁を登っていきます。

大自然を堪能するアウトドアに、クリスマス気分を盛り上げるクラフト作り、そして、本物のサンタさんとの記念撮影など、大人も子どもも大満足の内容だった7回目の「ASOBO JAPAN」。

小学3年生と1年生の娘さんと一緒に参加してくれた横山さんファミリーに感想を伺うと、「旅行することはあっても、今まで家族でアウトドアを楽しむことはなかったので、いつもとは違う子どもたちの一面を見ることができました」という答えが返ってきました。

「いつもはパパが忙しいので、ママと子どもだけでお出かけすることが多いんですが、今回は家族全員で参加できて嬉しかったです。親子で楽しめるアクティビティが多かったし、写真もたくさん撮れたので、良い思い出になりました」と話してくれたのは、群馬県から参加してくれた千輝さんファミリー。

家族連れに嬉しい機能が満載!
旅を快適にする「日産SERENA」

今回の「ASOBO JAPAN」で、参加ファミリーの移動を快適にサポートしてくれたのは「日産SERENA」。

旅行時には荷物が多くなるということもあって、お父さんたちにはバックドアの上半分だけが開閉することで荷崩れを防いでくれるデュアルバックドアが大好評でした。

 

もうひとつ、ファミリーにうれしい機能がハンズフリーオートスライドドアです。

車体の下に足を差し込むことでドアを開けることができるので、遊び疲れて眠ってしまった子どもを抱きかかえていたり、荷物で両手がふさがっている状態の時に重宝します。

お子さんと出かけることが多いという千輝ファミリーのお母さんは、「こんな機能がついている車があるなんて知らなかったんですけど、子どもを抱っこしながらドアを開けるのは本当に大変なので、すごく助かりますね」と話してくれました。

今回も大好評のうちに終了した「ASOBO JAPAN」。その模様は、下の動画でもチェックできます。

次回、第8弾は3月頃に開催予定です!