100%植物性「ヴィーガン刺身」が世界進出!

今年、空前のブレイクとなったタピオカ。日本では「飲料」のイメージが強いが、オランダでは、タピオカのでんぷんと海藻グルコースをベースにした“完全植物性のサシミ”なんて品が登場。これは2018年秋のこと。

そしてこの冬、ついにその「ヴィーガン刺身」が、イギリスを拠点に世界進出を狙っているのだという。

©Vegan Zeastar, Vegan Finest Foods

2019年11月、ロンドンの小売店やレストランで販売開始となった革新的なヴィーガン刺身「No Tuna」と「Zalmon」は、マグロ(Tuna)とサーモン(Salmon)の代替品だ。

ヴィーガン食品の開発・販売を手がける「Vegan XL」とアムステルダムのヴィーガンレストラン「Vegan Junk Food Bar」によるコラボで生まれたこの刺身。これまで同店のみで提供されていたが、ヴィーガン食品市場の拡大とともに、今回、満を持しての出荷となった。

それにつけても、生魚のテクスチャーと食感を再現するのに、まさかタピオカのでんぷんとは恐れ入る。マグロもサーモンもツヤといいスジの入り方といい......再現性はなかなかに高いんじゃない?

この調子でいくと、あらゆる魚介類が“ヴィーガン化”されるのは時間の問題。近い将来、「鮮魚ゼロのSUSHI Barがオープン!」なんてニュースを伝えることになる、かも。

©Vegan Zeastar, Vegan Finest Foods
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。