【年末注意】過度な飲酒は「記憶力」に悪影響を及ぼすコトが判明

お酒を飲む人にとっては、飲み過ぎて記憶をなくした経験は誰もが一度は持っているかもしれない・・・。人間関係を潤滑にしたり、ストレスを発散したり、適量を飲んでいれば多くの効能があるものだが、飲み過ぎてしまうと、脳にダメージを与えてしまうものでもある。

飲酒の状態は「ほろ酔い」や「酩酊」「泥酔期」「昏睡」など様々な状態がある。中でも特に記憶に差し障りが起きてくるのが、「泥酔期」と「昏睡期」の2つだ。

■アルコールを飲むと、記憶喪失になる

お酒の飲み過ぎで記憶がなくなる減少は「アルコール性記憶喪失」(ブラックアウト現象)と呼ばれ、2つの種類が存在する。

1.断続的記憶喪失

飲んでいる間の記憶を、途切れ途切れに覚えているというもの。ある程度、自分の意志で飲酒をコントロールできる状態。理性や冷静な判断が保たれているので、酔いから回復しても記憶の内容を思い出すことができる。

2.連続的記憶喪失

飲んでいる間の記憶、すべてを失う記憶喪失。自分の意志では飲酒をコントロールすることができなくなる。この状態では、さらに限界を超えて飲むなど危険な行動を取る可能性があり、理性や冷静な判断もなくなる。酔いがさめても、そのときの記憶を思い出すことがほとんどない。

■過度な飲酒はその後の記憶力にも悪影響

この2種類の記憶喪失。いずれの場合も、何度も経験すると「シラフ」でも、物覚えが悪くなってしまう可能性もある。これは脳内で記憶を司る「海馬」という部分が、アルコールの影響で萎縮してしまうために引き起こされる症状だ。


 

記憶がなくなったことが、翌日笑い話になる。そんな経験はこの先年末に近づくに連れて徐々に増えていきそうだが、飲めば飲む程脳にダメージがたまっていくと考えると、あまりやりすぎるのも考えものかもしれない・・・。

Reference:WTF Happened Last Night?! What Really Happens When You Blackout on ELITE DAILY 

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。