【恋愛の科学】どんな大失恋も「3ヶ月」で克服できるコトが判明!

どんなに大きな失恋でも3ヶ月で立ち直る!?

失恋からどれくらいで立ち直ったか、というのはどの国でもどの年代でも気になる話。一世を風靡した海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」は恋愛期間の半分は失恋だ!と言っている。

他にも心の傷を癒すのは時間じゃないとか、立ち直る秘訣は食べ物や睡眠にあるとか・・・納得できるものから怪しげなものまで、とにかくいろんな説がある。

民間療法しかなかったこの、「失恋による心の傷」の治し方について、米メディア「Elite Daily」が科学的側面からアプローチしている記事を紹介しよう。


71%の人が3ヶ月で失恋を克服する

もしあなたの周りに、彼氏と別れてずいぶん時間が経っているのにいつまでも「私は間違ってない」だの「なんでフラれたんだろう」だの言っている友達がいたら、この本(Journal of College Student Psychotherapy)をおすすめしたい。

失恋後の精神的リバウンドについて、執着心やメンタルヘルスの面から書かれたこの本によると、失恋をした71%の人たちが3ヶ月で何らかの明るいきざしを見つけている、というのだ。

ここで言うきざしとは、100%完全復活することではなく、「この失恋からたくさんのことを学んだ」とか「人として成長できた」とか「自分を取り戻した」「前の自分よりもっと強くなれた」、、、と言える状態のこと。

フってもフラれても3ヶ月

おもしろいことに、気持ちのよい別れ方でなかった場合、あなたがフったにせよ、元彼・元カノがフったにせよ、2人とも同じ3ヶ月でその失恋を乗り越えている、という調査結果がある。

一見不公平に見える2人の関係だが、科学的には恋愛とは中毒状態の一種。どちらがどのような行動をしたにせよ、中毒から抜け出す時間には関係ないという。

また、別れた当初、夜中に長いメールを送りつけたり、留守番電話に思いの丈をつぶやいたり、彼/彼女のたまり場にそしらぬフリをして行ってみたりするのも、この脳の快楽中枢のせいだというのだ。

失恋による胸の痛み、それって本当かも

もう一つ興味深いことにPsychological Science Journal によると、人は何かに拒否されると心拍数が下がるのだという。

彼女にある日突然「話がある」と言われた時、うすうす感じていたことをはっきり言われた時、気が遠くなるように感じるのもこのせい。失恋という大きな拒否によって心拍数が下がり、どっと疲れを感じるのだ。

また「脳の神経を観察した結果」、人は拒否されると、それがたとえ見知らぬ人からのものであっても、脳の中では体の痛みと同じ反応を示すという。

ということは、「心臓が引きちぎられて胸が鉄板で押しつぶされたようだ」と言うのもあながち嘘ではないのかもしれない。


多くの場合、失恋による心の痛みは、時間が解決してくれる。そして、その期間が3ヶ月という結果を参考に、どんなに辛いことが起きても、時間が解決してくれるものだと、自分を追い込まずに頼ってみるのも良いかもしれない。

 

Reference:According To Science, It Only Takes 3 Months To Cure Your Broken Heart
on Elite daily

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