失敗は一番の学び。自分に自信を持つために必要な10のマインドセット

多くの人は、人生を変えたいと思っている。そして、多くの人は、自分の人生を変えるのは難しいと考えている。しかし、本当は人生を変えるのは難しいことでもなんでもない。ちょっとした「視点の転換」さえすれば、誰にでも新しい人生を切り開くことができる。


 01.
人生は「いかに軌道修正を図れるか」が問われている。

そもそも、人生はゼロからスタートしている。始まりは裸だということに気づくことができれば、失うという感覚を持たずに済むようになる。

02.
人生においては、今日この瞬間が結果。過程自体も結果であり、瞬間瞬間が結果。

johnkim

明日のために計画している今も、時間は流れている。今日だけ我慢して、「明日結果がでれば」「夢さえ実現できれば」という感覚は間違っている。明日のために、今日を犠牲にしてはいけない。

03.
メディアで伝わっている情報を鵜呑みにしない。

大事なことは、いろんな情報ソースに接してみることだ。いろいろな意見を聞いて、最終的には自分で判断をする。鵜呑みにはしないが、耳は傾ける。多面的な思考を心がけ、最後は自分の判断で物事を理解していくという姿勢が問われるのである。実際、解釈ひとつで同じ物事はまったく違って見える。

04.
すべての瞬間を楽しむとは、言葉を言い換えれば、自分を大事にするということ。

自分の人生を大事にすること。1秒たりとも無駄にしてはいけない。我慢し、苦しむ必要などまるでないのだ。苦しんでいる人は自分を大事にできていない。大切な人生の瞬間を使い切れていない。苦しむことは損失なのだと気づいた瞬間、もう苦しまなくて済むようになる。

05.
ネガティブな結果をもたらす可能性が起き得る要素を、徹底的に洗い出しておく。

johnkim

もちろん完全にリスクをなくすことはできない。しかし、それを自分の中でわかっていればいい。どんなに頑張っても、5%の失敗の可能性があることを理解しておくのだ。

06.
書かれていることを
そのまま受け止め理解することを、理解したとは言わない。

大事なことは、自分なりに解釈し、咀嚼し、どう昇華させ、発展させることができるか。自分の言葉でアウトプットし、自分のものにすることなのだ。そのまま受け入れ、理解したつもりになることは極めて危険。解釈とは、書かれたことや話されたことを、100%理解するための手段というわけではない。理解を踏まえたうえで、自分の中でもうひとつの石を積み重ねていくことなのだ。

07.
過去を振り返ったとき、
失敗が一番の学びだったことがわかっていれば、失敗は恐れるべきものではなくなる。

johnkim

人生は一発勝負ではない。失敗したとしてもそこで人生が終わるわけではない。そう思えれば、そのときはつらくても耐え抜くことができる。

08.
何かのテーマに接したとき、自分ならどんな付加価値をプラスできるかを考える。

講演を聞くときも、読書をするときも、テレビを見るときも、ただ理解するのではなく、プラスアルファを常に考える。自分の存在意義は、自分の付加価値。聞いて終わるのではなく、聞いたことによって何かを生み出すことが自分の存在意義なのである。

09.
忘れてしまったときは、自分の記憶に対して尋問する。

johnkim

多くの人たちは普段の生活の中で何かを忘れてしまったとき、すぐにインターネットに接続してしまう。しかし、それは脳の機能を退化させる。記憶力を固めていくには、自分が忘れたことに対して、すぐに何かのソースに当たるのではなく、自分を責めることだ。そうすると、そのときは思い出さなくても、2、3時間後に、いきなり出てきたりする。出てくるまでの間、脳はずっと探し続けてくれているのだ。

10.
知性+体験=「知恵」

料理に例えると、知識は食材である。その食材をひとつの料理に組み立てるためのレシピが知性といえる。しかし、食材とレシピだけで料理ができ上がることのないように、知識と知性が自動的に知恵になるわけではない。知恵は、知識という食材と知性というレシピを実践に応用し、その実践がもたららす結果への省察をもって始めて手に入れることができるものである。知恵は体得された知性なのだ。

断言しよう、人生は変えられるのだ。
コンテンツ提供元:ジョン・キム

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。