突然、脱草食系になるかも!?「東京いい店やれる店」

ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.19 
「東京いい店やれる店」

「良い店とは、味ではない、女の子を落とせる雰囲気だ!」という遊び心溢れたコンセプトのデート指南書&レストランガイド『東京いい店やれる店』。下世話なネタをウィットと知性で包み込んだスタイルは、紛れもなく粋だった。出版されたのは、1994年。当時は、遊び人のバイブルとして一世を風靡した。

これを書いたホイチョイ・プロダクションズは、『私をスキーに連れてって』をはじめとする映画や、広告業界の裏話を詰め込んだコミック『気まぐれコンセプト』などで知られる放送作家チーム。独自のアングルで口説きの持論を展開するあたりは、文化人類学書と位置づけてもいいだろう。

コンセプトとは裏腹に、都内の名店が網羅されていることもつけ加えたい。24年経って、現在でも、息長く営業しているレストランは味も格別。俺のオススメは、恵比寿の「イル・ボッカローネ」、広尾の「ラ・ビスボッチャ」、四谷の「パザパ」。バブル時代を追体験する愉しみ方もできるので、この本をオンタイムで知らない世代にも、是非、読んで欲しい。

TABI LABOのライターのJeff Kidoが、古今東西のカルチャーについて独自の視点から好き勝手に論じる『ジェフの勝手にカルチャー論』。1分で読める記事を、毎日1本公開していくぜ。

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