ソムリエから支持される「世界最高のワイングラス」

ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.23 
「リーデル」

リーデルは、オーストリアのワイングラスやシャンパングラスを扱うガラスメーカー。ソムリエからも圧倒的な支持を受けている世界最高のグラスだ。バカラは貴族趣向で個人的にはあのデコラティブなデザインが野暮ったくてどうも好きになれない。対してリーデルはどこまでもシンプルで繊細で美しい。

このブランドが面白いのは、ワインの種類によってグラスの形状が異なること。つまり、赤ワインでもキャンティ・クラシコとカベルネ・ソーヴィニオンとピノ・ノワールでは味が違う。なのでぶどう品種ごとにベストなワイングラスが存在するというワケ。

このコンセプトに対して「リーデル社の主張はナンセンス」と噛みついたグルメ・マガジンもあるらしく、高価なグラスはワインを美味しく感じるプレシーボ効果によるものとあるが、俺はそうは想わない。ぶっちゃけどんな高級グラスでも美味しく感じられないことだってあるから。俺に言わせれば、その主張こそ、そんなバカラ(バカな)だ。

MoMA(ニューヨーク近代美術館)にも永久保存されているリーデル。特別な日には、こんなグラスで祝いたいものだ。ただし、めちゃくちゃ薄いので乾杯時はグラスをぶつけることなく。サルーテ!と舌を巻きながらグラスをかかげるのが粋なのだ。

TABI LABOのライターのJeff Kidoが、古今東西のカルチャーについて独自の視点から好き勝手に論じる『ジェフの勝手にカルチャー論』。1分で読める記事を、毎日1本公開していくぜ。

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