広告界のクリエイターの人気を二分した黒づくめの服

ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.31 
「Y's」

Y’s(ワイズ)は、ファッションデザイナーの山本耀司(やまもとようじ)が1972年にスタートしたブランド。1977年の東京コレクションで鮮烈なデビューを果たす。1980年代は、社会的なブームとなったDCブランド時代を牽引するブランドに成長。2001年に公開された北野武監督の映画「BROTHER」の衣装を担当して以来、その後のすべての北野作品に関わることになった。

俺が高校の卒業式で選んだのは、Y's for menの紺色のスーツだった。袖を通すだけで大人になれた気がしたものだ。

その10年後、コピーライターとしてプレゼンに行くようになってから選んだのもY's。広告業界のクリエイターは、Y's派とギャルソン派(川久保玲という鬼才が立ち上げたコム・デ・ギャルソンというやっぱり黒づくめのブランド)に分かれるが、俺はもっぱらY'sだった。黒のぶっ太いパンツは、不良学生服を彷彿とさせた。いわば、Y'sは、クリエイターの戦闘服でもあったのだ。

しかし、2009年、破産宣告を受けてY's for menは休止してしまった。残念ながら、もう新品を手に入れることはできないけど、ちょっと値段が上のYohji Yamamoto。これなら、路面店でも手に入れることができる。

そういえば、昨年、サプールを取材した際に驚いたことがあった。

色鮮やかなコンゴ共和国のサプールに対して、コンゴ民主共和国のサプールは黒づくめだったのだ。あらっと声を出してしまったのは、彼らの身につけているスーツがなんとYohji Yamamotoだったからだ。アフリカ人が黒ずくめ。その姿も美しかったが、目にしたスタイルは、なんだか俺を懐かしい気持ちにさせてくれた。

ちなみにその記事はコチラなので、ぜひ、読んでみて欲しい。

TABI LABOのライターのJeff Kidoが、古今東西のカルチャーについて独自の視点から好き勝手に論じる『ジェフの勝手にカルチャー論』。1分で読める記事を、毎日1本公開していくぜ。

「銀河鉄道999」については、コチラ

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