子どもからおじいちゃんまで。お茶の間に愛された不良たち

ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.34 
「横浜銀蠅」

リーゼント、グラサン、ライダースジャケット、白いドカン(太いズボン)。そんな不良スタイルは、独特で新鮮だった。横浜銀蝿は、「ツッパリ」や「暴走族」といったキーワードで、80年代前半に若者の人気を得たロックンロールバンドだ。

正式名称は、THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL。当時、「日本一長い名前をつけてやろうとこの名前にした」とTBSの生放送の音楽番組「ザ・ベストテン」で語っていたのを俺は覚えている。

メンバーは、翔、Johnny、TAKU、嵐。このメンバーでの活動期間は、1980〜1983年のわずか3年。文字通り、太く短かい活動歴ではあったが、「ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編)」「お前サラサラサーファー・ガールおいらテカテカロックンローラー」などのキャッチーなタイトルの楽曲は、解散後35年ほど経った現在でも、しっかりとこの耳に残っているほど。インパクトあったもんな。

Johnnyのソロデビューシングル「ジェームス・ディーンのように」も流行った。この曲、当初は、「サタデー・ナイト・フィーバー」で主人公を演じたジョン・トラボルタをイメージして「トラボルタのように」する予定だったとのこと。でも、ジェームス・ディーンの方が、かっこいいとのことで変更になったようだ。

横浜銀蝿は、多くのアーティストにも影響を与えた。不良キャラのバトンは、その後、廻り廻って、氣志團へと受け継がれたと言ってもいいだろう。

TABI LABOのライターのJeff Kidoが、古今東西のカルチャーについて独自の視点から好き勝手に論じる『ジェフの勝手にカルチャー論』。1分で読める記事を、毎日1本公開していくぜ。

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