今でも根強いファンがいる米国のマザー・ロード

ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.35 
「ルート66」

ルート66は、アメリカで一番古いインターステーツ(州間高速自動車道)だ。1926年に開通したこの道は、アメリカ初の国道として創設された。別名は、マザー・ロード。シカゴのあるイリノイ州から、カリフォルニア州のサンタモニカまで全8州を通るルートは、全長2,347マイル(3,755km)に渡っている。

ルート66が面白いのは、州ごとによって景色がガラッと変わるところ。アメリカ中西部から、アメリカ西部に進むと土の色が明らかに変化していくのがよく分かる。イリノイ州、ミズーリ州、カンザス州、オクラホマ州、テキサス州、ニューメキシコ州、アリゾナ州、カリフォルニア州は、それぞれの州が隣接しながらも全く異なるカルチャーを持っている点も興味深い。

この道は、アメリカ西部の発展をプロモートした重要な道であり、映画、小説、音楽などの中に数多く登場することでも知られている。ルート66は、その後、インターステート40の登場によって衰退している。とはいえ、現在でも、アメリカン・ポップ・カルチャーのモチーフにされているほどだ。そういえば、EXILE THE SECONDのRoute 66という曲のプロモーションビデオもここで撮影されていたな。

俺が次に走破したいと考えているのは、リンカーン・ハイウェイ。サンフランシスコとニューヨークを結ぶルートだ。

もし、ルート66を完走したいなら、シカゴからサンタモニカへアクセルを踏むことをオススメする。その理由は、ジョン・スタンベックの小説「怒りの葡萄」で主人公が通ったコースだから。カリフォルニアに夢を持って引っ越すが現実を突きつけられる姿を描いた本作品は、当時、アメリカ全土に大きな影響を及ぼした。ちなみに、あの「風と共に去りぬ」の次に売れた本としても広く知られている。

TABI LABOのライターのJeff Kidoが、古今東西のカルチャーについて独自の視点から好き勝手に論じる『ジェフの勝手にカルチャー論』。1分で読める記事を、毎日1本公開していくぜ。

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