女ヤンキーのせつない青春物語

ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.39 
「ホットロード」

一昨日のジェフカル(「ジェフの勝手にカルチャー論」の略)で、暴走族を題材にした不良漫画の傑作「湘南爆走族」について書いたんだけど、あれは完全に男性目線からの作品。一方、女性目線から描かれた名作が「ホットロード」だ。

主人公は、暴走族に憧れて仲間に入り、不良の道を突き進んでいく少女の和希(かずき)。設定は、中学2年生の14歳。父親を亡くして母子家庭で育つが、交際相手を持つ母親に反発して非行に走る。そんな時、和希が出会うのが春山という16歳の男。

春山も母親が再婚した相手とうまくいかずに家を出て一人暮らし。高校へは行かずにガソリンスタンドでアルバイトをしている。春山は、本部が横浜にあるMAD SPECIAL THE NIGHTS(通称ナイツ)湘南支部のメンバー。愛車は、HondaのCBR400FとCB400FOURだ。ちなみにどちらの車種も、暴走族に人気のあったモデルだが、現在では、当時の価格を上回るプレミアムバイクとして知られている。

1986〜1987年に「別冊マーガレット」で連載され絶大なる人気を得た『ホットロード』は、単行本全4巻で累計発行部数700万部を売り上げたと言われている。

ファンの間で人気のあるのが、春山が口にするこのセリフだ。

「オレがいなきゃなんにもできねーよーな女んなるな

俺のことなんかいつでも捨てれる女んなれ

そんでも俺が追っかけてくよーな女になれ」

この漫画は、連載から25年して初の映画化となった。それは、これまでも原作者の紡木たくの元には、ドラマ化や映画化の話が舞い込んできたが、いずれもイメージが合わないという理由ですべて断り続けていたから。主演をつとめた女優の能年玲奈と三代目J Soul Brothersの登坂広臣は、本作品で日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞で新人賞を受賞した。

だけど、俺はやっぱり漫画派。それは、青春時代(ガラスの十代)に読んだ世代からなのかもしれないな。

TABI LABOのライターのJeff Kidoが、古今東西のカルチャーについて独自の視点から好き勝手に論じる『ジェフの勝手にカルチャー論』。1分で読める記事を、毎日1本公開していくぜ。

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