四駆のオープンカーで海沿いの道を流したい

ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.42 
「ハイラックスサーフ」

セリカではじまった俺のクルマ歴。それからいろんなクルマに乗ってきた。2台目はクライスラーのニューヨーカー、3台目はルノー(車種は忘れたけど。小さなロールスロイスと言われてるやつ)だった。カナダに暮らしていた時にかなり安く買えた。確か、800カナダドル(約6.8万円)と600カナダドル(約5.1万円)という破格な値段だった。

帰国後、4台目に手に入れたのはトヨタのハイラックスサーフだった。俺のは初代 N60系と言われるやつで、トヨタがカリフォルニアで盛んだった四駆を研究してつくりあげた一台。実際、4Runner(フォーランナー)と車名を変更して米国で販売していたモデルだった。一番カリフォルニアの風をうけてきた四駆と言えば聞こえがいいだろうか。

1990年前後、渋谷ではリフトアップしたサーフが、公園通りやロフト前の道をはじめ街中をバリバリに走っていた。荷台にジェットスキーをのせたり、ウーハーのスピーカーをのせたりして、ガンガンに音を響かせながら渋谷を流していたのだ。そう言えば、渋カジの女の子を荷台にのせたサーフを見たこともあったな。

もちろん、サーフを手に入れた後は(当時、あるルートから25万円くらいだった)、タイヤをグッドイヤーに履き替えて、6インチくらいリフトアップして、ダンボール1箱くらいの大きさのウーハーを入れたりして、いろいろカスタマイズした。

最後は、キャノピー(後部の天井)を外して、ハイラックスサーフ・オープンなんて勝手にネーミングして愉しんでいた。ある日、トヨタのディーラーに行ったら、キャノピーが外せることができるなんて知らなくてさ、かなり驚かれたのを覚えている。

ただ、雨の時は大変だった。風が強いと後ろから吹き込んでくるからね(笑)。後部座席は完全アウト。キャノピーは、駐車場に置いてきているので、びしょ濡れになってしまうのだ。でもさ、四駆でオープンカーなんて、普通はないじゃない。春から秋にかけては、風を感じれるし、最高だったなぁ。

正確に言うと、キャノピーを外しても、運転席と助手席の上には屋根が残るんだよね。あれも完全に取り外したかったな。例えば、BMWのようなカンタンに開け閉めが出来る自動の幌とか、あるいは、ジープみたいにシンプルに手動で上げ下げできる幌とか。

頭の上には空だけ、みたいな四駆ってワクワクしない?

ハイラックスがいいのは、ビーチも、雪山も、河原も、どこでも走れること。そして、頑丈でタフなつくり。あとは、ノーマルでも車高が高いから、普通車とはまったく違う景色が目の前に広がるってこと。これでオープンなら、もっと風を感じられるはずだし、走る歓びだって心から存分に味わえるはず。

ま、ひといき入れたかったら、星を見上げて、宇宙について考えることもできるしね。

四駆オープンカーなんてのがあれば、みんな欲しがるんじゃないかと想うんだ。だって、海沿いの道をオープンカーで流すって最高だもん。ちなみに俺の海沿いの道ベスト3は、1位コート・ダジュール、2位キーウェスト、3位伊豆下田なんだけどね

話を戻すと、俺はそんな夢のあるクルマ、ハイラックスサーフ・オープンをトヨタにつくってもらいたいのだ。

TABI LABOのライターのJeff Kidoが、古今東西のカルチャーについて独自の視点から好き勝手に論じる『ジェフの勝手にカルチャー論』。1分で読める記事を、毎日1本公開していくぜ。

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