1981年、ヨーロッパ全土を震え上がらせた少女の実話

ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.45 
「クリスチーネ・F」

ドイツのベルリンに滞在時、どうしても寄りたかったのが、Berlin Zoo(ベルリン動物園)駅

世界最大級の動物園に行きたかったワケではなくて、映画『クリスチーネ・F』の舞台となったからだった。

ベルリンの壁が崩壊する7年前、1981年に公開された本作品は、13歳で売春に手を染めて、ヘロイン中毒となる少女クリスチーネ・F(クリスチアーネ・ヴェラ・フェルシェリノヴ)の伝記映画。

そのショッキングな内容は、公開当時、ドイツ人たちに大きな衝撃を与えたことでも知られている。

彼女のボーイフレンドも男娼としてカラダを売って、親友はオーバードーズ(薬物の過剰摂取)で14歳の若さで命を落とすことになる。この年齢は、当時ドイツ国内で最年少のヘロイン中毒死であったとのことだ。

俺がこの映画を知ったのは、小6のとき。テレビCMで映画の予告篇を観たことがきっかけだった。

実際、駅に降りたつと、お洒落なカフェやレストランがあったり、高級クラシックホテルのウォルドルフ=アストリアが眩しかったりして、一見すると華やかな印象だった。

けど、周辺を歩いてみるとスキッド・ロウ(都会で失業者・路上生活者・ホームレス・酔っぱらい・麻薬中毒者などがたむろするエリア)なヤバい空気感は色濃く残っていてさ。

この映画、VHSでは、青少年に有害という理由で約4分がカットされた。DVDでは完全版に戻されたが、ドイツ国内では16歳以上向け、イギリスやアメリカでは18歳以上向けのレイティングが設定されているようだ。

まあ、それほど重い作品なので、観る時は覚悟を決めて観るべし。

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