解散、再結成、そして再び活動停止。一体どうなっちまうんだ?

ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.52 
「YMO -Vol.3-」

ジェフの勝手にカルチャー論(通称、ジェフカル)をいつも、読んでくれてありがとう!

今週は、日本が世界に誇る「YMO」特集。


彼らの音楽、歴史、魅力をシリーズでお届け中。では、第3回目!!

1981年末で解散することはなくなったものの、翌年にYMOの音楽活動が行われることはなかった。

メンバーは、ソロ活動で1年を過ごす結果となったんだ。

1983年3月にシングル『君に、胸キュン。』でようやく音楽活動を再開。

日本語で書かれたキャッチーな歌詞、アイドルみたいな振りつけ、カネボウ化粧品のCMタイアップ曲として作られた楽曲はとにかく軽〜い路線。またしても、イメージを劇的に変化させたんだ。

もう、3人共いろいろあって疲れてしまっててさ。後はもう、ひらき直るしかないみたいな感じがしたよね。

引き続き5月には、同曲を収録したアルバム『浮気なぼくら』を発表。

それまでの前衛的な路線から、ポップの色合いが強い日本語テクノ歌謡を展開したアルバムになった。楽曲そのものは、既存の歌謡曲のレベルを超えててさ。緻密なサウンドで構成された先鋭的な作品だったよなぁ。

しかしながら、このアルバムが解散を前提に制作されていたとは、この時点でメンバー以外はまだ誰も知らなかったのだ。

そして、同年の10月には、初めて正式に散開(解散)が表明されたんだ。この時の悲しみはハンパじゃなかったよ(泣)。一つの時代が終わっちゃう感じさえしたんだ。

時は流れて1993年2月、YMO再生(再結成)が発表された。

その際「私は反対でした。矢野顕子」というコピーで飾られた新聞一面広告が登場して話題になっていた。

当時、矢野は坂本の妻であり、YMOの身内。そんな彼女が自虐的な発言をしているスタイルの広告は、YMOの楽曲のごとく斬新で画期的だった。

その2ヶ月後、4月1日の記者会見において、新アルバムの発表とコンサートの実施が公表されることに。

メンバー3人が揃ってメディアに姿を現したのは、散開からじつに10年後となったワケだ。しかしながら、エイプリルフールだったということもあって、冗談じゃないのかという声も多く聞かれたんだ。

それにしてもエイプリルフールを選んだのは粋な演出だったよなぁ。

同年5月にはアルバム『テクノドン』を発表。そして、6月には東京ドームで公演が行われた。しかし、それ以降は、解散などのアナウンスもないまま、再び活動は停止してしまったのだ。(つづく)

「YMO -VOL.1-」の記事は、コチラ

「YMO -VOL.2-」の記事は、コチラ

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