このバラエティ番組がなければ『ガキの使い』も『エンタ』もなかった!?

ジェフの勝手にカルチャー論 Vol.55 
「オレたちひょうきん族」

先週土曜日にザ・ドリフターズが出演していたTV番組『8時だョ!全員集合』について書いた。

土曜日の夜8時。その時間帯って、かつて各テレビ局が最も力を入れた番組を放送してた枠だったんだよね。俺が小6の時、まさに土8戦争が勃発してたんだ。

6チャンの『8時だョ!全員集合』の対抗馬として、8チャンでスタートしたのが『オレたちひょうきん族』だった。

時は、1981年5月。伝説のお笑い番組となったひょうきん族は、ナイター中継中止時の雨傘番組として放送がスタート。

その頃のフジテレビのキャッチフレーズは「楽しくなければテレビじゃない」

視聴率とかじゃなくて、番組制作者がホントにつくりたいものをつくる路線に転じた直後だったみたい。出演者は若手芸人。当時の漫才ブームによって勢いに乗ったバラエティ番組は、結果的に1980年代バラエティのリーダー格番組になった。

この番組が画期的だったのは、吉本興業に代表される関西系事務所、そして、渡辺プロ・太田プロに代表される関東系事務所のタレントがレギュラー番組で共演したこと。

その後、この番組の人気は、吉本興業の東京進出に多大な貢献を果たしたとされている。

もし、この番組がなかったら『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』『エンタの神様』『めちゃ×2イケてるッ!『アメトーーク!』も存在していなかったかもしれないのだ。

やっぱ、ひょうきん族って言ったら、タケちゃんマンブラックデビル。ビートたけしと明石家さんまのかけあいは、ほとんどアドリブ

それが、リハを入念に行っていたドリフは対称的でさ、新しく見えたのだと想う。

このコーナーはアミダばばあとかアダモステとかホタテマンとか様々な人気キャラクターを生み出したんだよね。

ちなみに番組の視聴率は、初回が9.5%。

その後も8〜10%前後だったけど第7回目の放送で13.4%を記録してレギュラー番組になってからは、平均視聴率は17.8%。最高視聴率は29.1%にも達したとされている。

数字じゃなくて、つくりたいものをつくる。それが結果として高視聴率をゲットすることになったんだよね。

かくして、ドリフの『8時だョ!全員集合』が打ち切りとなり、16年の歴史に幕を閉じることになったのだ。

ひょうきん族のエンディングはいくつかあるんだけど、俺が夢中になってた頃は、EPOが歌ってた『DOWN TOWN』。EPOは、この曲でブレイクを果たした。

じつはこの曲、あの『クリスマス・イブ』を歌った山下達郎がメンバーだったシュガー・ベイブというバンドが原曲。

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