アマゾンの強烈な幻覚剤「アヤワスカ」を求めて vol.2

半年間にわたる自給自足の山生活に区切りをつけ、アヤワスカを求める旅に出ることを決めた。

とにかく、好奇心を抑えることが出来なかった。四六時中アヤワスカのことを考え、調べれば調べるほど引き寄せられていった。

バックパックに荷物を詰め込んで、東京で暮らす兄の家へ向かった。ひとまず、東京で旅の計画を練ろうと思っていた。

家に着き、兄と久しぶりの再会だ。僕はこの時のことを鮮明に覚えている。あいさつを交わし、座ってお茶を飲み始めた時、兄は言った。

「お前、アヤワスカって知ってる?」

身体中に電気が走るような衝撃だった。僕はアヤワスカの話など、兄にしたことがなかった。なんと兄は同じタイミングでアヤワスカに惹かれていた。兄も僕がアヤワスカを求めていることに驚き、意気投合。その場で一緒にペルー行きの航空券を取った。

出発は一ヶ月後だった。

日本から21時間におよぶ飛行機移動を終え、僕たちはペルーの首都リマへ降り立った。深夜に到着したので空港で仮眠をとった後、早朝にアマゾンに最も近いペルーの都市プカルバへ向かった。

最終目的地はプカルバから小型船で2時間ほどアマゾン川をのぼっていった先にあるシャーマンが住む村。この村は、アヤワスカを調べるうちに出てきた有名なシャーマンの村だった。

到着したとき、僕たちはもうくたくただった。21時間のフライト、6時間のトランジット、揺れるボートで2時間。しかも僕は日本を発ってから村に着くまで水と少量のナッツしか口にしていなかった。アヤワスカは肉や塩、油と相性が悪く、身体が空っぽのほうがより強烈な体験ができると言われているからだ。

広大なジャングルの中にある小さな集落だった。もちろん電気もなく、電波もとんでいない。持ってきたパソコンやスマホは何の役にも立たなかった。

直感だけを頼りにシャーマンを探そうと村を歩き始めた。

村はその日雨が降っており、粘土質の土もぐちゃぐちゃで歩くたびに足が土へ引きずり込まれた。雨の中、重いバックパックを背負い、調べていたロヘルというシャーマンを探した。

泥でキャッキャと遊ぶアマゾンの子どもたちは、異国からやってきた僕たちを物珍しそうに見ていた。その子たちにロヘルの居場所を聞くと「こっちだよ」と家まで案内してくれた。

待ちに待ったアヤワスカが目前に迫っていた。

ロヘルの家はジャングルのど真ん中にある楽園だった。美しい青色の鳥が描かれた門を開け庭を進むと、大きなマンゴーの木の下に彼は座っていた。

明らかに他の先住民族とは違う雰囲気をまとっていた。体つきは戦士のようにガッチリとしていて、目は鋭かった。シャーマンとしての実力を感じた。

僕はロヘルを前に霊的な世界を追求するシャーマンに対して自然と敬意を抱いた。アヤワスカをしたいと片言のスペイン語で伝えると快く承諾してくれた。

しかも、早速今夜儀式をとり行うという。最高のタイミングだった。胸の高まりは最高潮に達し、このまま何も口にせずアヤワスカを飲める。

「ぜひお願いします」と兄弟揃って返事をした。

iStock.com/mantaphoto
強烈な幻覚、幻聴とともに嘔吐や下痢を引き起こすが、身体や心に溜まった毒を排出でき、その人に必要な「ビジョン」を見せてくれる。アヤワスカは地球上でもっとも強...
イメージの世界を遊び尽くしている時だった。シャーマンが儀式の歌を歌い始めたのだ。
夜8時。昼間に案内された儀式をとり行う円形の小屋へ、電気など何もない真っ暗のジャングルを懐中電灯だけを頼りに向かった。
アヤワスカの世界は、想像を絶するほど生々しく、美しいものだった。
「Langogo」は自動翻訳機としてだけでなく、モバイルWi-Fiルーターとしても機能するんです。
コーヒー、紅茶、緑茶を“ショットグラス”で楽しむ。 世界初のオーガニックカフェインチャージバーcaffeineholic〒103-0002 東京都中央区日...
全身に広がる壮絶な気持ち悪さに耐え、アヤワスカを吐き出した。
静けさに包まれていた森が、朝日に照らされ明るくなっていく。一仕事終わった満足げなシャーマンの顔を見て、心を込めて「ありがとう」と言った。
僕は水中にいた。魚もいない、何もない水の中。それだけの世界だった。
すでに日本でも完全に市民権を得た「プロジェクションマッピング」。駅や寺社、水族館などあらゆるものを活かした作品を多く目にしてきたが、さすがにこんなテーマは...
静岡県熱海市の建具屋、西島木工所で作られている「face two face」は、片面はウッドプレート、もう片面はまな板として使える便利アイテムです。素材は...
「The Spheres」と呼ばれるアマゾンのシアトルの新オフィスには、50カ国から集められた40,000以上の植物が生息しています。その中には、“滝”ま...
「100 Books to Read in a Lifetime(生きてる間に読んでおきたい100冊の本)」は、アマゾン編集者が投票で選んだ「100冊」の...
研修や会議で「ん?今、なんて言った?」というような言葉が出てくることはありませんか?そんな疑問を解決すべく、知ってしまったら使いたくなるカタカナ語を紹介。...
「Miles」のユーザーは移動すればするほど彼ら独自のマイルをゲットできて、それをスタバやアマゾン、ターゲットのクーポンに交換できるようです。
何を狙っているのかは分かりませんが、ただただ見続けちゃいます。
人間の限界を超えた、超情報化社会と超大量生産経済が到来し、世の中は要らないもので溢れている。真の自由を得るためには、不要なものを見定め、思い切って捨てる覚...
高さ20メートルもあるこの“木”、コットンを手で編んでつくられたもの。ブラジル出身のアーティストErnesto Neto氏によるインスタレーションです。初...
入浴剤ソムリエの肩書を持つ、パラダイス山元さんがプロデュースした「蔓潤湯椿」。入浴剤なんてどれも同じ、と思っている人にこそ試してもらいたい逸品です。
紙粘土みたいな見た目ですが、こいつがスゴかった。
「FIRE」は温度によって髪色を変えてくれるカラーリング剤。まだ商品化されていないけれど、いつか使ってみた〜い!
31歳にしてヴァージンを失いました。いい年して今さら…。だってなんだか怖くって…。結婚するまでしちゃいけないって思ってたし。イタイって聞いてたし。 でも一...
31歳にしてヴァージン失いました。いい年して今さら。だって結婚するまでしちゃいけないって思ってたし。イタイって聞いてたし。 でも一度シテみたかったの。とい...
「日常も旅になっている」と言うのは、ファッションモデルとしてだけでなく、詩や写真分野でのクリエイティブ活動でも多くの支持を集めるラブリさん。彼女の頭の中に...