1000億円超を投じる
「中国のトイレ革命」

ライターの柳です。先日、中国の廈門(アモイ)市を訪れたときのお話をします。ここはリゾート地なだけあって温暖な気候でゆったりとした空気が流れ、とても居心地がよかったです。

でも、その旅で最も印象に残ったのは、ビーチでも食事でもなく……「トイレ」でした。

というのも、2011年に訪れた北京では、古いレストランなどへ行った際、大都市といえど整備されていないトイレを目にしました。壁も仕切りもない……「ニーハオトイレ」って呼ばれるアレです。でも、廈門市で利用したのはどれも個室で清潔感があるものばかり。

その違いに気づいたとき、「もしかしてこれは『トイレ革命』の影響かも?」と思ったんです。

厦門市はリゾート地だから清潔で整備されていたのかもしれませんが、中国ではここ数年で習近平政権の下、水洗トイレの普及率が上昇。

旅行に出発する少し前も、日本円で約1150億円の予算が中国政府から投じられるとの報道があったほど。その額で、1000万ヵ所もの農村地域のトイレが修繕できるのだそう。

近い将来、ニーハオトイレを見ることも聞くことも失くなるのかも……そう思えました。そして、今後は私のように、中国のトイレに好印象を抱く観光客人がどんどん増えていくのかも(文句を言いはしましたが、少し寂しい気分も……)。

Reference: Global Times
Top image: © iStock.com/htomas
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