「自分には何もない」と思っていた。けど……

「思えば、あの出来事を “きっかけ” に頑張れるようになったなぁ」

誰だって、そんなストーリーがいくつか思い浮かぶのではないだろうか?

今回紹介するのは、あなたの周りにもいるかもしれない、「小さな一歩を大切にした3人」のお話。今となっては毎日をポジティブに過ごす彼らにも、悩んだり、自分の人生がよく分からなくなってしまったり、つまづいたこともあったという。

彼らが、その後の人生でも大きなチャレンジができるようになった「きっかけ」とは?

01.
「思い切って、旅へ」
出張BBQ職人:中村圭一さんの場合

「自分と同じ職業の人には出会ったことないですね」と話す中村圭一さんの現在のお仕事は「出張BBQ職人」という一風変わったもの。もちろん、お肉屋さんが似たようなビジネスをしていたりケータリングサービスなどはあるけれど、出張BBQ職人という肩書きは、彼以外に見当たらない。でも決して、中村さんが “特別な人” なワケではなさそうだ。

「小さい頃から30歳くらいまでずっと、人の顔色を伺いながら生きるようなタイプでした。石橋を叩いて叩いて、叩き壊すくらい(笑)。社会人になってから就いた医療系の営業の仕事も、やりがいはあったけれど好きとは言い切れなかったかな」

いま思えば、そんな自分に少し嫌気がさしていたのだろうか。「英語はアレルギー並に憎んでいた」というにもかかわらず、気がついたら語学留学のことを調べ、自分でもフワフワと現実味がないままフィリピンへの短期語学留学に申し込んでいた。

30歳という節目を迎え「今を逃したらきっと一生やらないだろうな」というラストチャンスの思いもあったという。

「周りの友人たちが行っていたことも大きかったと思います。それさえも石橋を叩いてますよね(笑)。でも、フィリピンの空港に降り立った瞬間、すべてが開けた気がしたんです。あぁ、人生の可能性を広げることはこんな簡単だったんだって」

→あなたは、どんなチャレンジをする?

やってみないと分からないことは
世界にこんなに溢れてる!

留学先ではダイビングにも夢中になり「もっと世界中の海をめぐりたい」と感じた中村さんは、いったんお金を貯めようと帰国。

「フィリピンのあとサイパンにも行ったんですけど、一度海外を経験したことでどんどんマインドがオープンになっていったんです。金銭的にはきつかったけれど、30歳をすぎてから人生が輝きはじめた感覚でした」

そんなタイミングで出会ったのが、知り合いに偶然紹介してもらった「BBQ」のお仕事だった。

「サイパンから帰国後に医療系企業から内定をいただいていたんですが、ちょうどその結果を待ってるときにBBQのお手伝いをスタートして……すごく衝撃的だったんです。12:00スタートのBBQの準備を、朝の8:00から丁寧に始めるんですよ。見たことのない道具もたくさんあって、自分が知ってるBBQの世界ではありませんでした。何より、お客さんが目の前で喜んでくれてるっていう景色が新鮮だったんです。結果的に内定を辞退してしまいました(笑)」

一気にその世界観に魅了された中村さんは、現在の仕事である「出張BBQ職人」として独立することを決意。起業はもちろん不安だったけれど、ターニングポイントで大切にしていたのは「人に逢いにいくこと」だったそうだ。

口コミで徐々にウワサが広がっていった出張BBQは、彼自身も今までの仕事では味わえないような「エンドユーザーと触れる楽しさ」に気づかせてくれた。

「とくにBBQって食事を楽しむだけじゃなくて、コミュニケーションツールとしての魅力があると思うんです。最初は “はじめまして” だった人たちも、BBQをしているうちに会話が生まれて、仲良くなる。そんな瞬間が大好きなんですよね」

フィリピンへの留学で経験したのは、自分自身で勝手につくっていた “壁” を壊したこと。その瞬間、本当に自分が好きだと思えることに向き合うことの大切さに気づいたのかもしれない。

中村圭一/出張BBQ職人

海外からも依頼を受ける出張BBQ職人。拒食症の経験など、健康を意識せざるを得ない学生時代を経て医療の道へ。人生観を変えたフィリピン留学後、BBQサービスにかかわったことで「仕事の楽しさ」を知る。独立後もBBQを軸にみんなを笑顔にするサービスに挑戦している。

→今こそ、チャレンジを楽しむ人生を。

02.
「夢はとにかく、口に出す」
フォトグラファー:安東佳介さんの場合

©2020 Kento Yamashita.

東京にオフィスを構え、自身はフォトグラファーとして活躍しながらも、デザイナーやエンジニアを抱えたクリエイティブチームの経営にも携わる安東佳介さん。

過去には「世界のことをもっと知りたい、自分が住んでいる母国の日本のことだってもっと知りたい」と、日本中をヒッチハイクで旅したり、50ccのカブに乗ってクラウドファンディングに協力してくれた人たちに写真集を手渡しに行った。そのエピソードだけを聞くと「根っからのチャレンジングな人」に見えるかもしれない。

でもそれらの経験は、彼がつねに心がけている「夢は口に出すこと」が、きっかけになっているようだ。

福岡県の高校を卒業したのち、アルバイトを4つも掛け持ちしながら過ごしたという安東さん。

「ハタチになった日に、1日本気で考えてみたんですよね。世界を見たいってよく言っていたのに、まだアメリカにも行ってない。今の自分は本当にやりたいことができてるのか? って」

「ちょうどその頃、人生初のインターンをしていたんですが、本当に素敵な人が多い会社で。20歳そこそこの僕が『世界を変えたい』てっ言ったとき、誰ひとり笑わなかったんです。むしろ『いいね、おもしろいね』って。初めての社会との接点で全肯定してもらった経験はすごく嬉しかった。インターン最終日には、100人くらいの社員さんの前でプレゼンをさせてもらいました。日本一周ヒッチハイクの旅に行くための軍資金を、その場でリアルクラウドファンディングしたんです(笑)」

その日をきっかけに大切にしているのが、とにかく “夢や希望を口に出すこと” だ。

→あなたは、どんなチャレンジをする?

不言実行なんて、ナイと思う。
口に出していれば、誰かが聞いてくれる!

肩書きがあるような “何者か” になりたい。そんな20代の若者の情熱は、素敵な大人たちによって、さらなる広がりを見せた。

「ヒッチハイクや原付での旅をして感じたのは、自分のためだけでは頑張れない、ということ。始めたきっかけは自分のためだったとしても、旅の最中っていろいろなトラブルがあったり、バイクが壊れたり、お金がなくなったり(笑)。そんなとき、無償の優しさで助けてくれる人たちがいることに驚いたんですよね。恩返ししようと思っても受け取ってくれなかったり。だから恩返しじゃなくて、恩送りだなって思ったんです。数珠つなぎみたいに、僕が受けた恩は次の人へ受け渡していく。それが大切なんだなって気づいたんです」

思い出してみれば、最初に軍資金をクラウドファンディングしてくれた社員の人たちも、決して見返りを求めていたわけではなかっただろう。勇気を出して “口に出したこと” がみんなの気持ちを動かしたのではないだろうか。

「不言実行なんてないと思うんです」

「僕はよく“世界を変えたい” とか “世界を変える会社をつくる” って言いつづけてるんですけど、心の中で思うだけじゃなくて、口に出すようにしてるんです。そうすると絶対に誰かが見てくれていたり、アイツあんなこと言ってるなって知ってくれてたりするんですよね。そこで初めて手を差し伸べてくれたり、協力してくれる人が見つかると思うんです」

取材中、旅先での “ぶっ飛んだ” エピソードもたくさん聞けたが、ここではあえて書かないでおこう。なぜなら、それは彼の本質ではないからだ。

「今は経営にも関わってるんですけど、当然しんどいこともたくさんあります(笑)。でも僕はいつも仲間に恵まれているなって思うし、みんなに助けられて生きてるって思う。これからも恥ずかしがらず、夢や希望を言葉にして伝えていきたいですね」

安東佳介/フォトグラファー

カメラを始めたきっかけに「モテたかったから」と即答する、その人懐っこいキャラクターに魅了される。ポートレートを得意としていて、旅の途中に出会った人たちを収めた写真集は「手渡しにいく」という名目のクラウドファンディングで100万円以上を集め話題に。
公式Instagram:https://www.instagram.com/keisuke_andoh/
公式Twitter:https://twitter.com/keisuke_andoh

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03.
「自分の “好き” が役に立った」
グラフィックレコーダー:関美穂子さんの場合

学生のときには文化人類学を学び、着地型観光に興味を持ったという関美穂子さん。旅行代理店での仕事、地域おこし協力隊として鹿児島県の甑島(こしきしま)への移住を経験したのち、現在は「グラフィックレコーダー」として毎日を忙しく過ごしている。

関さんの場合は、企業のブレストなどを記録する「グラフィックレコーディング」や、イベントなどで議論を進めるための「ファシリテーショングラフィック」、さらには個人と1対1で対話しながら可視化する「可視カフェ」などを主な仕事にしている。

©2020 Madoka_GOTO

「グラフィックを始めたきっかけは、友人との雑談だったんです。『こういう感じの保育施設をつくりたいっていう夢があるんだけど、うまく考えが整理できない』という友人の話を聞いていたとき、じゃあまずは絵に描いてみようかと思ってその場でまとめてみたんです。そしたら 『そうそう、これ!』と、とても喜んでもらえて」

もともと学生時代から先生に「このノートは参考になるな」と褒められるほど授業内容をまとめるのがうまかったり(しかもイラストや絵を交えながら)、母親が小学校教師だったこともあって、日常的に「どうしてそう思ったの?」と質問される機会も多く、疑問に感じたことなどを整理する力も身につけていった関さん。

目の前で友人に喜んでもらえたことをきっかけに、小さい頃から無意識に身につけていたその力を、自分のためではなく、何かに悩んでる人や課題を解決するために使い始め、気がついたらグラフィックレコーダーとしての活躍の場がどんどん増えていった。

→あなたは、どんなチャレンジをする?

「自分のためではなく、誰かのために描く」
というのは大きなチャレンジでした

関さんの口癖は「もったいない」だ。そう聞くとネガティブに捉える人もいるかもしれないが、みんなが考えている素敵なアイデアや意見を、どうにかしてカタチにしたり、前に進めることはできないか、と感じてしまう性分だそうだ。

旅行代理店にいるときには地元の観光資源がうまく伝わっていないことへの「もったいなさ」を感じていたし、地域おこし協力隊のときも、島にはたくさんの「もったいない」が転がっていた。

そんな関さんにとって、グラフィックを通して考えを整理したり、議論をスムーズにしたり、悩みを可視化することでみんなの「もったいない」を解決していく仕事はぴったりなのかもしれない。

©2020 重久清隆

「友だちの役に立てば、と思って始めたことが今では大切なお仕事になっていますね。私ができることは、グラフィックを使って相手の考えを整理して、形にして一時保存することだと思っているんです。自分のためではなく、誰かのために描くというのは自分にとっても大きなチャレンジです。グラフィックはその場で手渡しできるギフトのようなものなので、やりがいも感じています」

自分の好きな “描くこと” で誰かのもったいないを解決する。関さんにとっての一歩は「描く」という行為を「自分のため」から「誰かのため」にシフトしたことだと言えるかもしれない。

結果的にそれは、みんなの夢やチャレンジを応援したり、一歩を踏み出すきっかけにもなっているのだ。

関美穂子/グラフィックレコーダー

旅行代理店、甑島(こしきしま)地域おこし協力隊を経て独立。個人に対して1対1の対話とリアルタイムの視覚化を組み合わせた「可視カフェ」や、企業やイベントに対して議論や対話の場での「グラフィックレコーディング」「ファシリテーショングラフィック」を行なう。
(写真:Seita_ISHIKAWA)

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あなたは
どんなチャレンジをする?

「チャレンジ」と言っても、さまざまなものがある。常識をくつがえすような大きなものもあれば、昨日とは違う自分になるための、小さいけれど、かけがえのないチャレンジだってある。

そうやって「チャレンジのある人生を歩もう」と思ったとき、つねに付いてまわるのが「漠然とした不安」だ。

本当に大丈夫なのだろうか。仕事は?お金は?家族は?病気は?

そういった目の前の不安がわずかでも取り除かれるだけで、もっと多くの人が毎日をエネルギッシュに過ごせるはず。

 

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