柴田ひかりちゃんと、いざ「ブドウ食いだおれ旅」へ!
カラフルで可愛いっくて、なによりも食べると幸せな気分になれる!わたしたちの愛してやまないブドウがいちばん輝く季節がやってきました。
「ブドウ大好き!今回の旅では、思う存分食べたいです」と話す柴田ひかりちゃん。
その希望を叶えるべく向かったのは、ブドウやりんご、梨、桃など、フルーツの宝庫である長野県の須坂市。

JR長野駅から電車でも車でも約30分という距離の須坂市には、果樹園にくわえて、ちょっとシブくてレトロな市街地や素晴らしい景観の公園、都心部では味わえないゆったりとした時間と空間が味わえるカフェなど、見所が盛り沢山。
そんな須坂の街をEバイクで巡りながら、心ゆくまでブドウを堪能してきました。


もぎたてをその場で、ぱくり。
人生最高のフルーツ体験を

9〜10月に旬を迎える須坂市のブドウ。お手軽なアクティビティも楽しめて、お腹も大満足なフルーツ狩りで、フレッシュな秋の味覚を味わいましょう!

いろいろな品種を食べ比べられるのも、ブドウ狩りの醍醐味。今回は、ナイアガラ、サニールージュ、デラウェアの3つをいただきました。
果樹園のスタッフさんによると、ナイアガラやシャインマスカットのような黄緑色の品種は、房の下が黄色に色づいているものが熟している証なんだとか。一方で、サニールージュやデラウェアなど紫色のブドウは、全体的に黒っぽく濃い色をしているものが食べ頃だそうです。


高級ぶどうといえば、シャインマスカットが有名になって久しいですが、“幻のブドウ”と呼ばれる「クイーンルージュ」の生まれ故郷もここ須坂市。
じつは、雨が少なく扇状地で水捌けもいい須坂は、ブドウ栽培に最適な土地なのです。山に囲まれた盆地だから、甘さをつくり出すために重要な寒暖差も十分で、ジューシーなブドウが育つんだとか。
ひと口噛んだ瞬間に、みずみずしく弾けるジュース。ひかりちゃんも食べる手が止まらないご様子です。

もぎたてでしか味わえない食感や香り、ほんのり感じる太陽のあたたかさ。実っているブドウを自分の手で収穫して、そのままいただくワクワク感。
「おうち用にも収穫してもいいですか?あとついでにもう少し食べたいなあ……」と、ひかりちゃん。フルーツ食いだおれ旅ははじまったばかり。ささ、次スポットへ向かいますよ!

家族や大切な人への贈り物にも。
購入したブドウは配送することも可能。収穫が楽しくてついついゲットしすぎちゃったなんて人は、家族や友人にお裾分けするのもあり。直売所も併設されています。今回伺ったのは下記の2件ですが、須坂には他にもたくさんの果樹園があるんですよ。
マルロク﨤町遊覧園
住所:長野県須坂市高畑町1838-2
営業日:8月中旬~12月末まで
営業時間:9:00~17:00
休:不定休
Tel:026-246-4619
ヤマホンそりまち農園
住所:長野県須坂市日滝4304-2
営業時間:9:00〜17:00
休:不定休
Tel:026-246-8550
眺めてうっとり、食べてにっこり。
フルーツパフェには
夢とおいしさがつまっている!

ブドウの街・須坂市を訪れたなら、ブドウを使ったスイーツは外せませんね。シャインマスカットを存分に楽しめるパフェがあると聞き、さっそく「珈琲哲学 アグリス店」へレッツゴー!

いくつになっても、ときめきを与えてくれるフルーツパフェ。いまが旬のシャインマスカットとの組み合わせならなおさら!ずっと眺めていたくなる美しい見た目に、グラスに広がるさまざまな味覚のハーモニー……もはや芸術作品です。
アグリス店のみでいただけるフルーツパフェは、ワイングラスから溢れんばかりに立派なシャインマスカットがごろごろ。


食べ進めるうちに、いろいろな味わいに出会えるのもパフェの楽しいところ。
紅茶ゼリー、バニラアイス、パンナコッタなど、多彩なパーツがレイヤーになっています。最後の〆は、シャインマスカットのコンポートで甘酸っぱく爽やかに。最後のひと口まで、飽きずに美味しくいただきました。

健やかなるときも病めるときも、わたしたちに幸せを運んでくれるフルーツパフェ。旅の途中で疲れたら、あまーい旬がつまった一品でちょっとひと息つきませんか?
イタリアから輸入した窯で焼いたピザも!
チェーン店だからってあなどらないで。自慢のピザ窯で焼いたピザもアグリス店の看板メニュー。甘いもの食べたあとって、塩味が恋しくなるよね。
珈琲哲学 アグリス店
住所:長野県須坂市小河原町1097
営業時間:11:00〜20:00
休:火曜日
Tel:026-248-7782
URL:www.tetsugaku.co.jp/
緑に囲まれてのんびり。
五感であじわう贅沢ガーデンピクニック

「そろそろ、しょっぱいものも食べたくなってきた(笑)」と、ひかりちゃん。せっかくのお天気なので、ランチは優雅にガーデンピクニックです。
場所は、須坂駅からEバイクで15分ほどのところにある「カフェ ル・パニエ」。自家農園で育てたハーブやミント、須坂市で採れたフルーツを使ったフードやドリンク、スイーツが楽しめます。

カフェ ル・パニエがあるのは、園芸店「ガーデンソイル」のなか。植物の自然な姿を生かし、人の手を加えすぎないありのままの美しさを大切にしたナチュラルな雰囲気の庭が魅力的です。
注文したのは、ハーブソーセージのホットドッグとグリーンハーフサラダのガーデンピクニックセット。かぼちゃのポタージュと、スパイスや生姜がアクセントに効いた特製ドリンクも追加でオーダー。

ピクニック気分を盛り上げてくれるかごのバスケットには、皿やカトラリー、ナプキンもセットに。外で、おしゃれにかつ快適にピクニックを満喫する工夫がたっぷりとつまっています。

ピクニックランチのあとは、テラス席でデザートとコーヒーを。テラス席なら、雨の日でも庭を眺めつつ、ゆったり過ごせそうです。

自家農園で採れたプルーンを使った「農婦のフルーツタルト」。タルトの上にこれでもかというほどたっぷりのせられたプルーンのコンポートと、ミルクジェラートは相性抜群。ほんのり香るシナモンがこれまたプルーンの甘さを引き立てています。
こちらも、須坂ならではの味!

四季の移ろいを旬の食材と庭の表情で感じられるカフェ ル・パニエ。ちょっとしたエスケープ気分を味わえるみずみずしいガーデンで、大人なシエスタを過ごしてみて。

旬のフルーツをもっと長く楽しみたい人へ。
カフェのオーナー竹内さんが営む果樹園「ラ・フルティエールタケウチ」のドライフルーツやコンフィチュール、果汁100%のジュースはお土産にもおすすめ。みずみずしいフルーツの味わいをもっと長く楽しめるなんて、しあわせ!
カフェ ル・パニエ
住所:長野県須坂市野辺581-1 ガーデンソイル敷地内
営業時間:10:00〜17:00(L.O. 17:00)
休:月曜日
Tel:026-214-3837
Instagram:@cafelepanier
\美しいと話題の臥竜公園にも行ってきました!/
冒頭でもチラッとふれたように、須坂市内にはそのほかにもサイクリングやドライブのついでに立ち寄りたいスポットがたくさん!
まずは、桜や松の名所としても有名な「臥竜公園」。写真を撮るもよし、のんびり散策するもよし。「日本の公園の父」と呼ばれた日本最初の林学博士本多静六先生による設計。公園内にある「須坂市動物園」は、スタッフさんお手製の看板やポスターのローカル感がたまらないです。





臥竜公園
住所:長野県須坂市臥竜2-4-8
営業時間:24時間
須坂市動物園
住所:長野県須坂市臥竜2-4-8(臥竜公園内)
営業時間:9:00~16:45(入園は16:00まで)
休:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~12月31日、※4月は無休
入園料:大人200円、中学生以下70円(保護者同伴の未就学児は無料)
URL:www.city.suzaka.nagano.jp/suzaka_zoo/
\じつはほかにもスイーツ食べてました♡/
須坂を訪れた人が、サイクリングやドライブの後に立ち寄るのが、温浴施設「湯っ蔵んど(ゆっくらんど)」。
温泉も気になるところですが、今回のお目当ては旬のフルーツを使ったスイーツ。須坂で採れたシャインマスカットを使ったミルクジェラートをいただきました。


湯っ蔵んど
住所:長野県須坂市大字仁礼7番地
営業時間:10:00~22:00(最終入館時間は21:00)
休:不定休
Tel:026-248-6868
今回、ひかりちゃんと巡ったルートはこちら!

Eバイクレンタル
料金:半日2000円、1日3000円
貸出場所:駅前シルキー観光案内所
住所:長野県須坂市大字須坂1295-1 駅前シルキービル2F
営業時間:9:00〜17:00
Tel:026-215-2225
URL:suzaka-kankokyokai.jp/event/65.html




美味しいフルーツに、歴史ある街並み、豊かな自然etc......。きっとみなさん、須坂市に行きたくなったことでしょう。
そんな須坂は現在、街全体を博物館ととらえて、あらゆるところで文化財に触れたり、ローカルな文化を感じられる「まるごと博物館」を展開中。
この街の魅力をもっと知りたい方は、下のボタンからぜひ一度チェックしてみてください。きっと「おっ、こんなところがあったんだ」と興味が湧いてくるはずです。
