「城下町全体」がひとつのホテル。400年の歴史にとけ込むように泊まりたい!

ここは兵庫県篠山市。約400年の歴史を持ち、国の史跡に指定されている篠山城の城下町であるこの場所に、ぜひ訪れてみたい独創的なコンセプトのホテルがあります。

新しいホテルのカタチを
「城下町全体」で体現

Photo by nipponiastay.jp

2015年10月に開業した「篠山城下町ホテル NIPPONIA(ニッポニア)」は、「城下町全体」をひとつのホテルに見立てた宿泊施設です。築100年を超える明治時代のものから昭和のものまで、歴史的に価値の高い建物を中心に宿泊棟としてリノベーション。滞在中は、その歴史ある空間に包まれ、趣を感じることができるはず。

5棟ある宿泊棟の名前には、ONAE(オナエ)、SAWASIRO(サワシロ)、NOZI(ノジ)、SION(シオン)、SYOUZI-AN(ショウジアン)と、歴史的に篠山と関係の深い「菊の名称」をつけたのだそう。

「ONAE」

Photo by nipponiastay.jp

主屋や離れ、土蔵、庭園が現存しており、庭園にはその昔に篠山城の見張り台として使われていたとされる「エノキの大木」がシンボルツリーとして佇んでいます。建物は、篠山城下町の町屋の特徴である下屋(主屋から差し出してつくられた小屋根)を有し、その高さは周囲の建物と合わせて連続したまち並みを形成。

「SAWASIRO」

Photo by nipponiastay.jp

もともとは、茶屋を営む店舗兼住宅。創建は江戸後期とされ、篠山城下町ホテルNIPPONIAの4棟の中で最も古い建物です。

吹き抜けた土間は開放的ながらも、当時からの梁などを見ることでき、風情たっぷり。昔の姿を残したお風呂をそのまま利用することができるなど、古民家宿泊ならではの歴史の趣を楽しむことができます。

「NOZI」

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京都の町家に多く見られる平入り厨子(ツシ)を屋根に持つ、間口が狭く奥行きが深い敷地・建物の形状は、明治前期とされる創建当時の趣をよく残しています。街道に面した母屋からは、特徴的でもある格子越しの情景を楽しむことが可能。

「SION」

Photo by nipponiastay.jp

一度改装されたこともあり、現代風の外観ながらも、どこか実家に帰ったような気持ちにさせてくれます。付近には「王地山まけきらい稲荷」や公園があるため、気ままな散策から街歩きまで、町を楽しむことのできる建物。

土地を楽しむ本格フレンチ

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丹波篠山は古くから栽培される全国的にも名高い特産品が多く、まさにブランド食材の宝庫。月ごとに旬を迎える滋味豊かな地元産食材を、最高の状態で提供してくれます。

Photo by sasayamastay.jp

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Licensed material used with permission by NIPPONIA
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