関西初。誰でも自由に「活版印刷」が楽しめるシェアワークスペース

「活版印刷」という言葉にピンとこない人のために簡単に説明すると、金属や樹脂、または木で作られた活字や版にインクをつけて、圧をかけながら紙に印刷する、という昔ながらの印刷方法のこと。美術の授業でやった木版と同じように、出っ張った部分にインクをつけて印刷します。

大量生産化やオートメーションが進む一方で、一つひとつ自分の手で愛情を込めてものづくり楽しみたい、という人も増えている気がします。

そんな声に応えるべく誕生したのが、活版印刷ワークスペース「echos(エコース)

初心者も安心の
「ワークショップ」あり

活版印刷の印刷所が少なくなっているなか、「echos」は大阪・東船場の築約40年の煉瓦造りの建物に誕生しました。ちなみに、関西では初の活版印刷を使ってものづくりができるワークスペースとなります。

こういった場を待ち望んでいた人ももちろんですが、ここは、活版印刷に馴染みがない初心者の人でも気軽に利用できるのが特徴。

世界にひとつしかないオリジナル商品が、しかも簡単に作れるようにとワークショップも開催されているので、季節ごとのグリーティングカードなどを作りながら体験できるそう。スタッフが丁寧に対応してくれるので、デザインの知識がないという人も心配ありません。

「オリジナル」に
挑戦してみる

echosには活版印刷の機械はもちろん、必要な紙やインクが揃っています。その場で選んで印刷することも、色を混ぜ合わせて自分のオリジナルカラーをつくることもできます。

金属や木の活字もあるので、版が無くても文字だけ組み合わせて印刷も可能。

慣れてきたら、名刺や結婚式のグリーティングカードなどを作ってみるのもあり。1枚1枚異なった印刷ができるので思い入れが増すし、渡す相手のことを思うと、暖かみのある作品に仕上がることでしょう。

箔押しやシルクスクリーンなど、通常の活版印刷より豪華なものも作れるそうです。活版印刷機は予約制で、1時間1,000円。

名前の由来でもある「Echo」には「こだま」の他に、反響や共鳴などの意味もあります。活版印刷にかける思いがまさに反響と共鳴を呼び、クラウドファンディングを達成して生まれたワークスペースです。

味わいのある印刷体験を、大阪でぜひ。

echos(エコース)

住所:大阪府大阪市中央区博労町1丁目2
営業日:火曜日、木曜日、土曜日または日曜日
営業時間:火曜日と木曜日/11:00〜21:00、土日祝日/10:00〜19:00
※要予約

Licensed material used with permission by CAMPFIRE, echos(Facebook)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。