アメリカで大流行のハードセルツァーとは?おすすめ8選も!
みなさんは、「ハードセルツァー」というアルコール飲料をご存知でしょうか。
数年前から特にヘルシー思考のアメリカの若者の間で人気に火がつき、アメリカ全土で爆発的に流行。今やその人気はヨーロッパやアジアにも広がっています。
ここでは、そんなハードセルツァーとは何かや、日本でも購入できるおすすめのハードセルツァーを紹介します!
ハードセルツァーとは?
ハードセルツァーは、アメリカで2019年頃から流行している新しいジャンルのアルコール飲料。
原料はサトウキビを発酵させてつくったアルコール、炭酸水、香りづけのフルーツやスパイスと、とてもシンプル。低糖質・低カロリーのものが多くヘルシーでありながら、多種多様なフレーバーを楽しめるのが特徴です。
アルコールも5%以下のものがほとんどで比較的ライトに飲めるため、ヘルシー志向の方や、強いアルコールが苦手という方に支持されています。
チューハイとの違いは?
炭酸入りのアルコール飲料と聞くと、チューハイを連想する方も多いかと思います。確かに製造過程や原材料などに大きな違いはありませんが、ハードセルツァーはチューハイと比較すると低糖質で低アルコールな商品が多い傾向にあります。
そのため、健康志向で食べ物や飲み物に気を使っているという方や体を鍛えているという方にとって、アルコールを気軽に摂取できる飲み物として人気です。
日本上陸のハードセルツァー8選
ハードセルツァーは、じつは日本で買えるものもたくさん!海外から輸入されたものはもちろん、国内で新たに生まれたものまでさまざまです。
ここでは、そんな日本で買えるハードセルツァーを8つ厳選してご紹介します。
※一部販売未定の商品も含みます
01. DOSEE(ドゥーシー)
DOSEEは、2021年3月よりオリオンビールから発売されているハードセルツァー。
沖縄方言の「どぅし」(友達)を語源に、気の合う友達とにぎやかな場所で飲んでほしいという意味が込められています。
現在までにシークヮーサー、グレープフルーツ、アセロラのフレーバーが登場しており、沖縄県産の素材を使用した商品開発がドライで本格的な味わいを実現。
「沖縄ならでは」のハードセルツァーを楽しみたい方はぜひ。
『DOSEE』
【フレーバー】シークヮーサー、グレープフルーツ、アセロラ
【価格】209円(※5/5時点、ECサイト参照)
【購入方法】全国の販売店、公式オンラインショップ
02. Dragon Seltzer(ドラゴンセルツァー)
Dragon Seltzer(ドラゴンセルツァー)は、2021年3月よりFar Yeast Brewingから限定発売中のハードセルツァー。
香港のクラフトビールメーカー、Double Haven Brewing(ダブルヘブンブルーイング)とコラボした、アジア諸国を想起させるユニークなフレーバーが特徴。
現在までに出ているフレーバーは、柚子×黒豆、柚香×しょうが、クロキイチゴ(ラズベリーの一種)、きゅうり×スイカの4種類。
異国情緒を味わいたいという方はぜひ。
『Dragon Seltzer(ドラゴンセルツァー)』
【フレーバー】柚子×黒豆、柚香×しょうが、クロキイチゴ、きゅうり×スイカ
【価格】385円(※5/5時点、ECサイト参照)
【購入方法】全国の販売店、公式オンラインショップ
03. クリーンアンドプレス ハードセルツァー
クリーンアンドプレスは、ブリュードッグディスティリングから発売中のハードセルツァー。
こちらは、本来のハードセルツァーであれば安価なさとうきびを原料にするところを高価なモルトを使用したシングルモルトウォッカに変えていることで、徹底的に質にこだわってつくられています。
フレーバーは、王道のホワイトピーチ&マンゴー、アメリカのモハーヴェ砂漠からインスピレーションを受けたカクタス(サボテン)&ライムの2種類。
全国のナチュラルローソン、他ECサイトで発売中。
『クリーンアンドプレス ハードセルツァー』
【フレーバー】ホワイトピーチ&マンゴー、スマッシュド カクタス&ライム
【価格】349円(※5/5時点、ECサイト参照)
【購入方法】全国のナチュラルローソン、Amazon
04. ベルチングビーバー
ベルチングビーバーは、Belching Beaver Breweryから発売中のハードセルツァー。
こちらは人工的な添加物を一切含んでおらず、カロリーも約100kcalとライトなため、健康志向な方やカロリーが気になるという方におすすめのハードセルツァーとなっています。
フレーバーは、フルーティーなラズベリー×ブラックベリーとトロピカル感あふれるパッションフルーツ×グァバの2種類。
ECサイトで現在発売中。
『ベルチングビーバー ハードセルツァー』
【フレーバー】ラズベリー&ブラックベリー、パッションフルーツ&グァバ
【価格】600円(※5/5時点、ECサイト参照)
【購入方法】goodbeer
05. リパセルツァー
リパセルツァーは、Repubrewから発売中のハードセルツァー。
Repubrewはビール工場の他に飲食店も併設されており、そこで製造されるリパセルツァーは食事にも合うような味わいで、セルツァーがニガテな方でも美味しいと評判のようです。
フレーバーは現在レモン&グレープフルーツ、トリプルベリーミックスの2種類。いつもの食事にリパセルツァーを合わせてみても楽しそう。
全国の販売店、公式オンラインショップで発売中。
『リパセルツァー』
【フレーバー】レモン&グレープフルーツ、トリプルベリーミックス
【価格】740円(※5/5時点、公式サイト参照)
【購入方法】全国の販売店、公式オンラインショップ
06. シークヮーサープラスジンジャー
シークヮーサープラスジンジャーは、オーストラリアのビール醸造所であるテンプルブリューイングから発売されているハードセルツァー。
シークヮーサー果汁を4%使用し、ジンジャーのピリッとした味わいを加えた仕上がりとなっています。
国内での販売は、原料果汁を輸入する478COMPANY(ヨナハカンパニー)によると早ければ2021年4月ごろからを予定しているということでこれからの動向に要チェック。
『シークヮーサープラスジンジャー』
【購入方法】2021年4月以降販売予定
【公式サイト】https://templebrewing.com.au/shikuwasaseltzer/
07. O&A
O&Aは、Denver beerから発売されているハードセルツァー。
商品名であるO&Aとは「Out&About」つまり、「あちこちへ出かける」という意味が込められており、さまざまなシチュエーションのアウトドアでもってこいのドリンクであることがコンセプトとして掲げられています。
フレーバーは、ライム、マンゴー、ドラゴンフルーツ、ブラックチェリーの4種類が登場。ECサイトで購入が可能です。
『O&A』
【フレーバー】ライム、マンゴー、ドラゴンフルーツ、ブラックチェリー
【価格】596円(※5/5時点、ECサイト参照)
【購入方法】Antenna America
08. Bubble Party Hard
Bubble Party Hardは、Modern Timesから発売中のハードセルツァー。
そのかわいいデザインもさることながら、色とりどりのフレーバーや5%というアルコール度数もあり、気軽に買えて飲みやすいハードセルツァーであるといえるでしょう。
現在までに展開されているフレーバーは、グレープフルーツ、クラウドベリー(キイチゴ)、キューカンバー ライム、タンジェリン フィエスタ(柑橘類の一種)の4種類。ECサイトで購入可能です。
『Bubble Party Hard』
【フレーバー】グレープフルーツ、クラウドベリー、キューカンバー ライム、タンジェリン フィエスタ
【価格】783円(※5/5時点、ECサイト参照)
【購入方法】Antenna America
知っていると役立つ?
雑学:ハードセルツァーの誕生秘話
ハードセルツァーは、ある一人の醸造家のアイデアから生まれました。
それは、2012年のこと。5代続く醸造家であるNick Shieldsさんは、とあるバーにいました。すると、店の中に女性グループが入ってきて全員が一様にウォッカソーダを注文したそうです。日本で言うところの「とりあえず、ビール」のようなものでしょうか。
「誰もウォッカソーダを"味で”注文していない」その光景を見て、Nickさんはあることをひらめきます。ビールでもワインでもウォッカでもないまったく新しいジャンルのお酒をつくり出すことができれば、お酒の間にある捉え方のギャップをなくすことができるのではないか。そうして開発や改良がすすめられ、今のハードセルツァーにつながっているのです。
まとめ
ヘルシーでライトにアルコールを楽しめる飲み物、ハードセルツァー。
アメリカの次は日本でも流行に火がつくかもしれませんね。健康に気をつけたいけど、アルコールも楽しみたいなんて方は、試してみてはいかがでしょうか。