「死んだ魚の目」ザッカーバーグの悲惨なアバターがリニューアル

2年前、社名変更までしてメタバースへの本気度をアピールしている旧Facebookこと「Meta」社。

世界トップの巨大IT企業が100億ドルもの投資をして作り上げた仮想世界、凄まじいクオリティを期待するだろう。

そして公開されたのが、この画像だ。

© engadget/Twitter

……これ、本気ですか?

こちらは、Metaのメタバース「Horizon」がスペインとフランスでリリースされた際にザッカーバーグが投稿した画像。

生気の宿らないアバターの目、ディテールのかけらもないグラフィック、そしてこのチープな背景。

ネット上ではすぐさま嘲笑の的となり、「90年代のクオリティ」「(2008年の)Wiiより酷い」と酷評の嵐に。

笑い声は本人の目にも届いたのだろう、後に新たな画像釈明文が投稿された。

© zuck/Instagram

いわく、「先日の投稿は急いで撮ったベーシックなもので、Horizonはもっと有能で改善もすぐにできる」とのこと。

アバターも空間も、かなり先進的でハイクオリティなものとなっているのが一目で分かる。実際の「Horizon」のグラフィックは後者に近いもののようだが、一体あれはなんだったのか……。

最大手IT企業のCEOでも、時を急ぐとあんなことになってしまうという教訓なのか。一つのアバターが死に、文字通り“身を呈して”世界に教えを説いた、ということにしてあげよう。

いくら急変の時代とはいえ、物事はゆっくり進めるようにしよう。

Top image: © 2022 NEW STANDARD
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。