「スト6」の大会配信中に、誤って春麗が裸で登場してしまうハプニングwww

格闘ゲームの祭典「EVO 2023」に先立ち、7月31日にTwitchチャンネルの「Corner2Corner」主催でカプコンの人気格闘ゲーム『ストリートファイター6』の非公式大会が開催された。

非公式といえど、かなりお金をかけて準備された大会らしく、視聴者の期待も高かった模様。そんな大会の一幕、ジャマイカのPackz氏とイギリスのLensta氏の試合が開幕した際に、事件は起きた。

鮮やかなオリジナルエフェクトと共に画面が切り替わり、春麗とキンバリーが互いに睨みを効かせるアツい演出。

「Round1, Fight!」アナウンスと共に、いざバトル画面に移ると……。

投稿には一部“センシティブな内容”が含まれます
© nicholasdeorio / X

画面左側の春麗は、正真正銘の“全裸”だった。

なんの前触れもなく、全世界配信されている大会試合中、春麗が一糸纏わぬまま何食わぬ顔で中国拳法の構えをとる──という最高にシュールな状況に。

空前の大ハプニングに両プレイヤーも唖然。しばらくお互いに攻撃を始めないところを見る限り、かなり困惑した(または見惚れたか、吹き出したか)様子が窺える。

実況陣もコメントに困ったようで、「そうだね……」と発言に迷った末に「とても興味深い春麗のコスチュームだね」と一言。

別のコメンテーターも「これは最近リリースされた新しいコスチュームです」と冗談を口にしたが、明らかに気まずい空気が流れて苦笑いするばかり。

しばらくして両者攻撃を開始したものの、試合はすぐにMOD無効化のために中断。後にCorner2Cornerが発表したところによると、これは「運営側のミスで、誤って『春麗の衣装を消し去るMOD』を有効にしたまま試合を開始してしまった」とのこと。

手の込んだオリジナルエフェクトなどを見るに、かなりお金をかけて準備された大会のようだが、何故こんな特大のミスに気が付かなかったのだろうか。

テストプレイヤーが春麗を使わないだけなのか、またはその逆、ギリギリまで春麗の裸を拝みたかったのか……(そもそも本MODを導入したという点で、後者の方が可能性が高そう)。

なお、衝撃のハプニングに見舞われたPackz氏(春麗を使ったプレイヤー)はその後、やり直しとなった試合に敗北し、ルーザーズブラケットで善戦するも4回戦で敗退。

きっと余りの驚きと興奮に、手元も狂ってしまったのだろう。

「格闘大会で、“出場者が全裸で登場してしまう”空前絶後のハプニング」現実世界では到底あり得ない、これもゲームならではの魅力だ。

Top image: © 2023 NEW STANDARD
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。