“最高の自分”を体現。「e.l.f.」がApple Vision Pro用のアプリをローンチ

Apple Vision Proで最高の自分を!

アメリカ発のビーガンコスメブランド「e.l.f.」がApple Vision Pro用のアプリをローンチし、ファンとの関係性を構築する新たな手段を模索している。

新感覚の没入型ストーリーテリングへとファンを誘う、ブランドの新たな挑戦とは?

© Obsess / YouTube

ローンチされたアプリ「your best e.l.f.」では、ブランドのアイテムを3D世界で表現した遊び心とインスピレーション溢れる環境を通し、ユーザーがくつろぎながら“最高の自分”を探求できるという。

Apple Payでのショッピングに加え、ガイド付きの瞑想、ストレッチエクササイズ、インタラクティブな塗り絵ゲームなど、「最高のe.l.f.」になるためのリラックスしたアクティビティに参加可能だ。

買い物だけでなく、自分らしくいられる心地の良い環境を届けようとするブランドの姿勢は、公式Instagramのキャプションにも現れている。

「Time to zen out!(さぁ、禅を組む時間です)」

「e.l.f.」はApple Vision Proでショッピングアプリを開発することとなった初のコスメブランドになる。チーフ・デジタル・オフィサーのEkta Chorpra氏は『Consumer Goods Technology』に「規範を破壊して文化を形成し、ポジティブさ・包括性・アクセシビリティを通じてコミュニティをつなげることは、私たちのブランドが発展するための一歩です」と語る。

© elfcosmetics / Instagram

アプリ導入の背景には
ブランドを愛するファンの存在

これまで、様々なデジタルプラットフォーム上でファンとの関係を強めるために試行錯誤を繰り広げてきたe.l.f.。常にデジタルをリードしてきたブランドだからこそ、Apple Vison Proでローンチするという決定は自然なことだったんだとか。

また、Beauty Squadと呼ばれる同ブランドのロイヤルティプログラムは、450万人以上もの会員を集めており、e.l.f.の厚いファン層は最新デジタルマーケティング導入との相性が良いのだとする説も。

CFOのMandy Fields氏が決算会見で述べたところによると、これらのメンバーがウェブサイトの売上の80%近くを牽引しており、すでに「your best e.l.f.」は180万ダウンロードを突破したという。

ブランドと消費者の感情的な繋がりが消費者の意思決定において大きな役割を果たすことを自覚しており、Chorpra氏も今回の挑戦について「彼ら(ファン)を楽しませ続けるために重要なことです」と述べている。

今回共同でローンチに携わった「Obsess」のCEO兼創設者のNeha Singh氏は、『Business wire』にアプリの可能性を語っている。

「このアプリはユーザーにブランドと関わるまったく新しい方法を提供し、空間ショッピングと美に関する没入型ストーリーテリングの新時代への道を切り開きます。」

日本では未だ解禁されていないApple Vision Proだが、新しい没入型のデジタル体験がコスメ業界にどんな発展をもたらしてくれるのか、今後の動向に注目したいところだ。

Top image: © e.l.f. Cosmetics
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。