Tinderが新機能「ジェンダー代名詞」を導入

「ジェンダー代名詞」とは、生まれたときに割り当てられた性別ではなく、性自認・性表現をあらわすもの。これを最大4つまで選択できる新機能が「Tinder」で導入された。

多様性のあり方を表現する

©Tinder Japan

一般的なジェンダー代名詞には、以下のようなものが挙げられる。

●性自認・性表現が女性である人に対して使われる「she/her(彼女)」
●男性である人に対して使われる「he/him(彼)」
●女性・男性という枠組みに当てはならないノンバイナリーの人などに対して使われる「they/them(日本語で表す言葉は現在ない)」

だが、人によって種類はさまざま。たとえば、性自認が女性で性表現がノンバイナリーの場合は「she/they」となったりする。

Tinderユーザーの半数以上を占める18〜25歳のZ世代を対象におこなった調査(※)では、33%が自分のセクシュアリティはどちらかというと流動的であり、29%の人が自分のジェンダーアイデンティティは過去3年間でより流動的になったと回答。

ジェンダー代名詞は、将来的に変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。その時点におけるその人のアイデンティティである、と言えるだろう。

 

こうした状況をうけ、2023年4月に「Let's Talk Gender」をローンチし、コンテンツディレクターを務めた中里虎鉄さんは、こうアドバイスを送る。

自分のジェンダー代名詞も、相手のジェンダー代名詞も、何と呼ばれるのが心地よいかは、その時の性のあり方や、様々な状況によって変化することもあります。それは決して、「完璧な状態ではない」わけではありません。自分/相手がどう呼ばれたいかを確認し続けることで、心地よいコミュニケーション、関係性を築く手助けになることでしょう。

 

Tinderに限らず日々の生活から、見た目や行動で判断して「彼女/彼」と呼ぶ前に「何と呼んだらいいですか?」と聞くなど、相手の性を尊重して正しく呼ぶことを私たちも意識する必要があるのかもしれない。

(※)2023年1月21日から2月7日にかけて、米国、英国、オーストラリア、カナダの18〜25歳のアクティブに交際している独身者4000人を対象に、OnePoll が Tinder に代わって実施した調査。

Top image: © Tinder Japan
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