【お詫びとお知らせ・2014年8月28日】参照元の表記漏れに関する弊社見解と、今後の対応方針に関して

今、バイラルメディア、キュレーションメディアなど新しい手法が生まれています。 その中で、記事の掲載方法などが問題になっており、 日頃よりTABI LABOを読んでいただいている読者の皆様、 TABI LABOを一緒に作って頂いているアンバサダーや関係各位の方々には、大変なご心配をおかけし、誠に申し訳御座いませんでした。

TABI LABOにもいくつか指摘をうけておりますが、すでに社内で協議のうえ、対応を開始しておりますので、 現状を踏まえて、今後の対応策について記載させていただきます。


■対応に関して

TABI LABOのサイトに公開されている記事の一部に、参照元の表記漏れがあり、不適切なものは削除し、参照元が正しく挿入されていない記事に関しては、2014年8月31日までにすべて修正対応致します。また今回を機に、より一層編集体制を強化、徹底化していきたいと思います。

記事内の各発言の著作権は参照元の写真・動画の発言者に属します。何か問題が発生した場合、著作権の権利者様ご自身からご連絡をいただきましたら、すぐに削除または適切な形で修正いたします。

また、今回の騒動をきっかけに、私たちTABI LABOが何を目指しているのか、しっかりと表明し、皆様に知っていただきたいと思います。


■TABI LABOが目指しているもの

2014年2月、私たちTABI LABOは「世界とつながるメディア」を合い言葉にスタートしました。 その時から、現在に至るまで、大きく三つのことを目指しています。

第一に、豊富な海外のコンテンツを日本に流入させることです。 日本を一歩出れば、特に英語圏にはたくさんのメディアが存在し、良質なコンテンツが豊かに産出されています。 しかし、そうした記事や映像、音楽の多くは英語コンテンツであり、日本語に翻訳されるのは、ほんのわずかでしかありません。 日本語の世界に住む私たちには、ほとんどが届いていないのです。 TABI LABOは、このような豊かな海外のコンテンツ、海外の文化を日本でも楽しめるようにしたいと考えています。

第二に、TABI LABOは、まったく新しいかたちの「キュレーションメディア」を目指しています。 新聞やテレビなどの伝統的メディアでも、またインターネットメディアでも、これまでのメディアは一次情報を取材し 、その内容をテキストや映像としてまとめることを主題としてきました。しかし、インターネットの世界では日々無数の情報が蓄積され続けており、 こうした膨大なアーカイブから読者にとって有意義な情報をすくいあげる、キュレーション活動の重要性がとても高くなっています。
現在、TABI LABOは、海外の広大な情報の海に漕ぎ出て、独自の世界観にもとづいて無限の大海の中から良い記事や動画を探し出し、 読者と共有するキュレーション活動を編集の中心に据えています。 また、キュレーション活動で何より重要なのは世界観です。TABI LABOは独自の世界観を構築しようとしており、 そこからさまざまなコンテンツに新たな価値や意味を与え、共有していきたいと考えています。 キュレーションメディアという新しい概念では、 どのように記事を紹介し、どのように伝えていけばいいのかという枠組みがまだきちんと定義されていません。 「コンテンツを紹介するとはどのような行為なのか」という定義を明確にし、社会に容認される形で確立していくことも、TABI LABOの重要な目標のひとつになっています。

第三に、TABI LABOは新しい文化の推進役になることを目指しています。 TABI LABOは、移動の自由を大切にし、ハンドメイドな生活文化を愛し、 そして社会的には文化多様性やシェアの精神、 他者への寛容な心を軸に据えた世界観を、この日本社会でも盛り上げていきたいと考えています。 これらは、決して独善的な孤立したものではありません。 いま米オレゴン州のポートランドをはじめとした世界のさまざまな場所、さまざまな都市で同じような世界観を持った人々が台頭してきています。 私たちはそうした世界の人たちとつながり、共鳴しながら、この文化を日本でも推進するエンジンとして活動していきます。

TABI LABOは、世界で起きているさまざまなできごとやムーブメントを通して、読者に「世界とつながる感覚」を感じていただき、 そしてまだ見ぬ新しい自分を探求する体験を提供していきたいと考えています。 読者のみなさんを刺激し、さらに「次へ」と駆り立てるメディアになろうと考えています。 これこそが「世界とつながる、MOVEする」というTABI LABOのコンセプトなのです。

世界中の素晴らしい情報を紹介し新しい文化圏を作っていきながら、 私たちTABI LABOは今後オリジナルコンテンツへも更に注力し、価値ある情報を多くの読者の方々へ提供していきます。 今後とも、変わらぬご指導ご鞭撻、ご愛読のほどよろしくお願いします。

株式会社TABI LABO

2014年8月28日