台湾のタクシーは「珍しい日本車」がいっぱい!車内には演歌が流れることも…!?

イエローの車体色が統一されている台湾のタクシー。初乗り70元はランチ代と変わりませんが、MRT(地下鉄)の普及もあり、空車は対向車線からUターンするなど客の奪い合い…。住所表記やスマホのマップでも目的地まで行ってくれる、観光客の強い味方でもあります。

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そんなタクシーのほとんどは日本車。ただし、日本ではタクシーに選ばれない珍しい車種揃いです。

%3CatariName%3E079A4135@j.psd%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E一番多いトヨタのウィッシュ。荷物を抱えている人に荷室の広さと高い天井で好まれます。ひとまわり大きなカムリも人気で、料金が同じためお客も車種を選んで乗るのが一般的。

%3CatariName%3E079A4137@j.psd%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3Eニッサンもトヨタ同様台湾に生産工場があるためよく見かけます。NOTEをベースにしたLIVINAやセフィーロの台湾版ティアナがタクシーに使われています。

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%3CatariName%3E079A4157@j.psd%3C/atariName%3E%3CajstAnlge%3E0%3C/ajstAngle%3E日本では台数の少ない三菱が台湾では珍しくなく、ホンダもタクシーに使われています。

ここで紹介したラインナップのなかでも、驚くのが三菱のマークをつけたタクシー。日本ではお目にかかれない台湾版ギャラン・グランダーで、うっかり運転手さんに三菱とは珍しいですネ、などと言おうものなら三菱ブランドの信頼性など自慢気に語りはじめて止まらなくなり、日本を褒めちぎります。いつの間にか「津軽海峡冬景色〜」などと演歌が流れて、降りるとき「アリガト!」と日本語だったり、こちらが気恥ずかしくなるほど。

こんなタクシー事情からも、台湾の日本ブランド信奉が見え隠れするのが、おもしろいですね。

 コンテンツ提供元:エイ出版社

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