ウトウトしてたら大変なことに・・・こたつなどで起こる「低温やけど」の予防策とは?

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こたつやカイロなどの暖房器具が欠かせない季節になってきました。でも、こたつに入ったときに、ついつい寝入って気づいたら、暑くて汗をかいていたことはありませんか? 

このように暖房器具は、はじめは暖かくて気持ちよくても、長時間になると体や皮膚に負担をかけることがあり、場合によっては「低温火傷」という状態になります。しかもこの低温火傷、なってしまうと重症な場合が多いようです! 

今回はこの低温火傷について、医師に詳しい話を聞いてきました。

低温火傷ってどんなもの?

暖房器具による火傷を「低温火傷」といいます。最初は心地よい温度と感じていても、長時間、皮膚の同じ部位が暖房器具に接触していると、皮膚が赤くなり、皮膚の表面というよりはもっと奥に痛みを伴う火傷をしてしまいます。 

高齢者や乳児に多く、また若い人でも疲れて寝入ってしまい睡眠中の体を動かすことがないために火傷してしまうケースもあります。さらに、使い捨てカイロの貼付部分が皮膚に近いと、火傷することもあります。

低温火傷になってしまうのは
どんなとき?

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・44℃で約6時間
・50℃で約2~3分以上

高温のものが皮膚と接触していると、これだけの温度と時間で低温火傷の発生率が高くなります。 

低温火傷になるのは足が多く、普段の火傷とは異なり、表面の火傷ではすまされず、皮下の脂肪細胞の深い部分までに及びます。そのため1週間以上の痛みが続き、治療にも時間がかかります。触れていた温度自体はそれほど高いわけではないのですが、気づいたときにはもう重症化してしまっているのが低温火傷なのです。

低温火傷の治療は
必ず病院へ!

治療方法は火傷の程度によって異なります。火傷は、Ⅰ~Ⅲ度に分類され、Ⅲ度は重症度が一番高くなります。

【火傷の程度】 
・Ⅰ度 
表面上での火傷であり、赤くヒリヒリしている場合 
・Ⅱ度 
真皮と呼ばれる深さまでの火傷で水ぶくれを発症したもの 
・Ⅲ度 
皮膚の組織全体に及び、ひどいときには皮膚移植が必要 

【治療】 
・Ⅰ、Ⅱ度の場合 
まず冷水でしっかり冷やしましょう。30分ほどしっかり冷やすことが理想です。Ⅱ度の場合には水ぶくれをを伴うため、つぶれないように保持して、病院でしっかり処置してもらいましょう。 
・Ⅲ度の場合 
速やかに病院へ行き、治療が必要になります。 

いずれの程度の低温火傷でも、病院受診をしましょう。自分の判断で治療をすると、悪化してしまう恐れがあります!低温火傷はⅡ度以上になることが多く、皮膚の奥までの火傷になるので、病院で正しい治療を受けることが大切です。熱傷は皮膚が壊死している状態です。正しい治療を行わなければ、跡が残ったり、ひどく炎症し治癒しにくくなります。

低温火傷を予防するために

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1.タイマー付きの暖房器具を使う 
暖かいとどうしても、つけっぱなしのまま眠ってしまいがちです。タイマー付きの暖房器具であれば、使用するときには常にタイマーを使用しましょう。また、最初は寒くても、人の体には自然と温かくなる力があります。暖房器具だけに頼らず、ブランケットなどを掛けて風邪をひかないようにしましょう。 

2.暖房器具を直接皮膚に当てない 
・湯たんぽやあんか 
直接皮膚に当てることは避けてください。布団を温める目的として使用し、寝るときには布団から出しておくのが基本です。どうしても必要であれば、布団の下部へ置き、タオルをしっかり巻いて使用してください。 

・使い捨てカイロ 
カイロは服の上に貼るものであり、直接皮膚に当てるものではありません。またなるべく厚めの服の上から貼ってください。そして、長時間使用する際には、一定部位への貼付を避けてください。知らないうちに温度が上昇し、大きな火傷になります。

■医師からのアドバイス
冬場は離せなくなるほど便利な暖房器具ですが、反面、注意しなければならないことも多くあります。日ごろから注意してみてください。

監修:Doctors Me医師
コンテンツ提供元:Doctors Me

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