誰にとっても歯は命。歯学博士に聞いた「自分でできるヘルスケア」

「毎日歯磨きやケアをしているから、虫歯にはならない!」確かにそうかもしれません。でも、それが間違った方法だったら…?

歯学博士である滝澤聡明さんの著書『顎がゆるめば、不調は改善される 「噛み合わせ」から始める歯のケア習慣』では、歯磨きの正しいやり方や健康を保つためのケア方法がまとまっています。数十年後も健康な歯でいられるようにしましょう。

ブラシの固さ、歯磨き粉…
「正しいチョイス」とは?

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まずは歯ブラシの選び方について。はっきり言うと、基本的にこだわる必要はありません。「かため」「ふつう」「やわらかめ」とありますが、好みでチョイスしていいと思います。ブラシの固さに世界的な基準はなく、同じ「やわかめ」でもメーカーによって加減が異なります。いろいろ試して、しっくりくるものを探してください。

歯磨き粉は「つけなくても良い」という意見が歯科医の中であります。実際、歯磨き粉を使わず水磨きしている歯科医も結構います。歯磨き粉は、爽快感や清涼感があるので、口の中がサッパリしますし、フッ素も入っているので、使っていけないものではありません。ただ、その香りや泡が出ることで、ちゃんと磨けていないのにごまかされている部分があると思います。

歯科医の中でも意見が分かれるくらいですから、私から「歯を磨く時に使うのはこの歯磨き粉が良い」と言い切るのは難しいのです。大切なのは、歯ブラシや歯磨き粉に全面的に頼るのではなく、磨き方を意識すること。

私の場合は、10~15分ほど時間をかけて磨きます。歯ブラシをこまめに縦や横に動かして、最後は舌で磨き残しをチェック。歯間ブラシを使うなど、とにかく細かいところまで仕上げます。

覚えておきたい!
歯を健康に保つ「5か条」

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健康な歯と口内環境を維持するためには、毎日の生活でつねに意識しておくことが大切です。その目安となる5か条を挙げました。

第1条
食事の時はよく噛んで食べる
基本的なことですが、やはり大切なことです。咀嚼することで唾液がたくさん出て、口内の健康維持や顎周辺の筋力アップに繋がります。

第2条
食後の歯磨きは少し時間を空ける
食後、口の中は食べたものや唾液によって酸性に傾く傾向があります。より歯磨きの効果を上げるためにも、食後15~30分ほど間を空けて、口の中を中和させてください。

第3条
歯磨き後のゆすぎすぎに注意
フッ素が入っている歯磨き粉を使うと、歯の表面にフッ素が塗布されてバリア機能を高めます。それをブクブクゆすぎすぎるとすべて洗い流してしまうので、あくまで軽くゆすいでください。

第4条
できれば毎日、歯間ブラシを!
歯と歯の間に詰まった汚れの除去は、歯ブラシでは届かない場所です。面倒でも歯間ブラシで落とすようにしましょう。

第5条
自分のクセや弱点を把握する
いつも同じところに虫歯ができたり、歯周病になってしまう人は、磨き方が間違っているか、同じところで噛んでいる、もしくは体質的に弱い部分なのかもしれません。そういう部分を把握しておくだけでも、現状が変わってくると思います。

できることから少しずつ始めて、習慣化していくことを目指しましょう。

身体に良いもの
=歯に良いもの

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「歯の健康のために、良い食事はありますか?」

患者さんからよく聞かれる質問です。

歯の良し悪しは、食事によって決まるものではありません。強いて言うなら「よく噛んで、バランスの良い食事を摂ること」。これが基本です。一汁三菜とまではいかなくても、白米や玄米、肉、野菜、卵、海藻類、きのこの中から、できるだけいろいろな食材の栄養を摂るようにしてください。もちろん、飲み物は甘味料が入っている甘いジュースなどは控えましょう。

私も昔は脂っこいものを食べたり、ワインも好きでよく飲んでいたのですが、年齢とともに脂質を減らしていって、お酒もやめ、野菜や穀物を多めに摂るようになりました。食事で摂取した栄養は血液に乗って全身に流れていくし「身体に良いもの=歯に良いもの」だと思うのです。

歯だけではなく、視野を大きく持って、身体全体の健康を考えてみてはいかがでしょうか。そして即効性を求めるのではなく、いつまでも健康でいられるよう恒久性を重視した身体作りをしてみてください。

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