台湾に行って、なぜ「ナゲット」を注文した方が良いのか?

言わずと知れた、「マクドナルド」の「チキンマックナゲット」。あなたはバーベキューソース派だろうか?マスタードソース派だろうか?

最近は、期間限定のスペシャルなソースも選択できたりするが、これがまた巧妙な味付けで、既存のクラシックテイストとは一味違った良い刺激にもなっている。

それでも、いつも僕は「バーベキューソース」をオーダーする。恐らくこれは、味が美味しいからという理由ではないかもしれない。幼少時代の記憶ともリンクしたこの味からは、ある種の“安心感”のようなものを得ることができるのだ。

ところで先日、ある日本在住の台湾人と話をしていると、このマクドナルドのナゲットの話になった。

世界中の多くの国でそうであるように、台湾人にとっても日常に身近な「麥當勞(マクドナルドの台湾表記)」。しかし友人によると、台湾にはこのナゲットソースは1種類しかないという。それもまた、日本にはない味。「醣醋醬」だ。

どうやらこの味が台湾人にとって馴染み深い味とのこと。

驚くことに(私だけかもしれないが)、その友人は日本のナゲットのソースには満足しておらず、曰く「台湾の方が100倍美味しい」という。日本に戻る際に、わざわざこのソースを購入して持ち帰ってきたほどだ。

私は大のマック愛好家というわけではないのだが、そんなことを言われて気にならないわけがない。そして、実際に先日台湾を訪れる機会があったので、僕は出来立ての魯肉飯や小籠包を売る小吃店を横目にしながら、少しの期待と少しの不安を抱いて、大きなイエローのM字を掲げる店舗へと足を踏み入れた。

店内では、日本にはない様々なラインナップを他にも見つけられたものの、さすがにセットメニューを注文という訳にはいかない。どうしても「この美食の国に来てまで、なぜマックに?」という気持ちを拭いきれず、ナゲットだけ単品で注文してみた。そして、当たり前のようにお盆に載せて渡されたのが、コレ。

©NEW STANDARD2023

「醣醋醬」、意味は「甘酸っぱいソース」。

原料には、杏や桃といったフルーツに加えて、ニンニクや香辛料などが入っていることが確認できる。ナゲットの方は、見慣れたいつものアレと変わらなそうだ。

さて、一体どんな味がするのだろうか。ここまで引っ張っておいて申し訳ないのだが、味について書くことは、あえてここでは控えようと思う。たかがソースの味、されどソースの味。その土地で暮らしている人に馴染んだ味を、美食家でもない僕が批評するのもおかしい話だろう。

僕にとって、バーベーキューソースが特別な味なのと同様に、この味は台湾人にとって、他には変えられない味なのだと思う。次に台湾へ訪れた際は、是非この特別な味を試してみることをオススメする。他にはない価値の得られる体験だと思うから。

あと、台湾のマックではみんなコーンスープを飲んでいるらしい。

おわり。

「おやつなトピック」って?

Z世代のインターンから、この道うん十年のベテラン編集者まで、TABI LABO“ナカの人”がリレー形式で担当するコラムです。

 

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Top image: © SHUHEI KOBAYASHI, iStock.com/baibaz
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