2025年、ストックホルムは「電気自動車しか走らない」街になる

スウェーデンの首都・ストックホルム市は、市中心部でのガソリン車とディーゼル車の通行を2025年より禁止すると発表した。

交通騒音の軽減大気環境の改善を目的とした同規制。2024年12月31日より、ストックホルム市中心部の20ブロックを「環境ゾーン」とし、完全な電気自動車の走行のみを許可するようだ。

対象となるのは、市の中心部に位置する金融街と主要ショッピング街。車両による配達が頻繁に行われる地域だ。電気自動車に移行することで、配達がより持続可能になるだけでなく、より静かになり、夜間の配達も可能になるとの見込みだそう。

スウェーデンではこれまで、「緑の党(Miljöpartiet)」と呼ばれる環境重視政党が、持続可能な政策を積極的に推し進めてきた。彼らの報告書によると、ストックホルムでは毎年1,000人もの市民が大気汚染のせいで早死にしているというのだ。

副市長のラース・ストロムグレン氏は声明で、「現在、ストックホルムの空気のせいで乳児が肺疾患を患い、高齢者が早死にしている。これは全く容認できない状況だ」と述べている。

この事態を深刻と捉えるか、解決を先延ばしにしてしまうのか。同様の問題に直面する都市が、ストックホルムの取り組みに学ぶべきことは多いのではないだろうか。

今回の計画が環境問題解決の兆しとなるか、今後の展開に注目したい。

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