篠山紀信の“記憶”を起点とした展覧会。都写美にて!

“記憶”をテーマとした写真展「記憶:リメンブランス-現代写真・映像の表現から」が東京都写真美術館(東京・恵比寿)で開催される。

会期は3月1日(金)〜6月9日(日)。

©公益財団法人東京都歴史文化財団

今年1月に逝去した篠山紀信と、同じく日本を代表する写真家・中平卓馬が手がけた『決闘写真論』(1976年)。そこに記された篠山の記憶への示唆が同展の起点に。さらに高齢化社会や人工知能(AI)といった、記憶と関連する現代のトピックにまで焦点をあて、7組8名のアーティストによる新作・日本未公開作を含む70点あまりを紹介する。

参加するのは、(故)篠山紀信、米田知子、小田原のどか、村山悟郎、Satoko Sai + Tomoko Kurahara。くわえてベトナム出身のNguyễn Trinh Thi(グエン・チン・ティ)、フィンランド出身のMarja Pirilä(マルヤ・ピリラ)も。

写真や映像、テキスト、インスタレーション──手法もコンセプトもひとつとして同じものはない“記憶”にまつわる多様な作品を、ぜひその目に。なお、会期中にはアーティストや学芸員によるトークショーも開催予定だそう。

記憶:リメンブランス-現代写真・映像の表現から

【会期】2024年3月1日(金)~6月9日(日)
【開館時間】10:00-18:00
※木・金曜日は20:00まで/入館は閉館の30分前まで
【休館日】毎週月曜日
※ただし、4月29日(月)、5月6日(月)は開館/5月7日(火)は休館
【会場】東京都写真美術館 2階展示室(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)

Top image: © 公益財団法人東京都歴史文化財団
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