「おいしいみかんのヒミツ」が学べる、5色のクレヨン

和歌山県の特産品のひとつ、みかん。

それが栽培される過程を知れば、もっとみかんがおいしくなる!という想いのもと誕生したプロダクト「みかんくれよん」のご紹介。

収穫までのプロセスにこそ、
おいしさのヒミツが隠されている

©株式会社はまさと

手掛けたのは、和歌山県産みかんの中でもとくに名高い「有田みかん」で知られる、有田市の地域商社「株式会社はまさと」。

どこから来たのか、誰がどんな気持ちで作ったのか、そんなストーリーとともに食品の魅力を伝えることを大切にしている同社は、みかん畑に通い取材を重ねるなかで、「収穫までのプロセスにこそ、おいしさのヒミツが隠されている」と強く感じたそう。

©株式会社はまさと

間引かれる青みかんの「摘果みかん色」に、みかんと時期をずらして収穫される雑柑の「じゃばら色」。加工品を製造する際に出る完熟みかんの皮の「完熟みかん色」、木の健康を保つために剪定される枝の「みかんの枝色」、みかんの木でできる炭の柑炭の「みかん炭色」。

これら全5色を通し、みかん栽培の1年を表現している。

©株式会社はまさと

原材料はすべて自然由来。「万が一口に入れてしまっても安心」というのは、小さい子どもがいる家庭にはありがたい。

©株式会社はまさと

また、従来は廃棄される農業副産物を買い取ることで生産者に利益が生まれる仕組みに加え、パッケージのフォントに「障がい者の方のアート作品をデザイン化し社会に繋ぐプロジェクト」で作成された「和歌山ふぉんと」を使用することで、収益の一部が福祉に還元される仕組みも魅力的。

現在、クラウドファンディングサイト「モーションギャラリー」にてプロジェクトを実施中、4月30日まで応援を受付ている。

和歌山県出身のひとりとして、まだまだ多くの人に知ってもらえますように!

Top image: © 株式会社はまさと
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