大切なのは、いま。昔の友だちに執着しすぎてはいけない理由
「Elite Daily」のライター、Lauren Martin氏によると「カップルが別れるように、タイミングによっては友だちとも別れたほうがいい」ときがあると言います。海外で話題になり賛否両論ありましたが、もしかしたら納得できる部分もあるかも。
以下にその記事を紹介したいと思います。あなたはどう思いますか?
01.
環境が変われば
求めるものも変わる
私たちは友だちを選ぶとき、相手がどういう人でどういうことをしているか、無意識に考えながら選んでいます。そして時間をかけて友情を育んだ分、それが終わるのを恋人との別れよりもつらいと感じる人もいますし、なんだか「恥ずかしいこと」のように感じる人もいます。
友情が終わるのは、決して恥ずかしいことではありません。それはごく自然なことで、避けられないものでもあります。
人として成長し、変化して成熟していくと、だんだんとそれまでとは違う方向を向いて生きていくようになります。
同じ学校へ通い、同じ授業を受け、同じことで笑いあっていた友だちとは、ひとつ、またひとつと共通点が減っていきます。そして、お互いの価値観も少しずつ異なっていくのです。
02.
あなたを取り巻く人間関係は
友だちだけじゃなくなる
私たちには仕事場や家庭、または恋人同士など、さまざまな人間関係があります。コミュニティが増えるにつれて人間関係も複雑になり、それは自分を成長させてくれます。
その中で、昔の友だちのために立ち止まっていては、身動きが取れなくなってしまい、自分がなりたい人物像になることができません。悲しいことですが、ときに昔からの友だちが足かせになってしまうことも。
03.
限られた時間は
「目の前の人」に尽くす
年齢を重ねるにつれて、人間関係に割いていられる時間は少なくなっていきます。仕事に家族との時間がどんどん増えていくからです。でも、親友とドライブしたり、食事を楽しみたいという気持ちはまだ持ち合わせているもの。しかし、その時間も限られています。
人生は30,000日ほどしかありません。昔の友人だけにこだわるよりも、いま目の前にある人間関係に時間と余力を使うほうが、面白く特別なものになるかもしれません。
04.
ひとりの時間を
楽しめるようになったから
「旅に出て、もしも自分よりすぐれた者か、または自分にひとしい者にであわなかったら、むしろきっぱりと独りで行け。愚かな者を道連れにしてはならぬ」
これは仏陀の言葉です。
若い頃は、ひとりでいることを避けたりするものです。孤独に悶々と考え込んでしまうような時間を過ごしたくないのです。しかし、大人になった今はひとりの時間を楽しむことができます。
05.
大事なのは
友だちやいいねの数じゃない
昔は、友人がたくさんいればいるほど自分の価値が上がるように感じられたかもしれません。Facebookの友だちやいいね!の数が大事だ、と。
06.
人間関係も整理したほうが
ラクになれるかも
モノが多いと、どこに何があるのか分からなくなるのと同様に、友だちの数が増えてくると、誰がどこで、何をしているのか、どんどん分からなくなってしまいます。
昔の友だちと仲良くしなきゃいけない、という執着心は一度整理して、心に「余白」を持ちましょう。
アイデアは移動距離に比例するとも言われています。「移動」することは今までに触れたことのない新しいコトやモノに触れ、五感を刺激してくれるからです。
新たなコミュニティに参加することも同様です。今までにはない、新しい自分を発見することができるはず。