おせちに関する「3つのこと」。実は、お母さんを・・・

日本の伝統的な食文化のひとつとして、忘れたくないのが「おせち料理」。毎年欠かさず食べるという人もそうでないという人も、まだ知らない「おせち」の意外な事実があるはずです。

お正月を迎える前に、ここでひとつの情報として覚えておくと損はない3つの事柄をお教えしましょう。

「おせち」の呼び名ができたのは、
終戦後!?

isetan07おせち料理の起源は古く、奈良時代の朝廷で宮中行事の宴料理として出されていたのが、はじまりだとか。
そこから、現在のように重箱に多品目を詰めるスタイルが定番化したのは、第二次世界大戦後。見栄えがよく持ち運びも可能な重箱入りを百貨店が販売したことから、「おせちを食べる」という風習が一般家庭に広がったといいます。
それまでは「御節供(おせちく)」と呼ばれていたものを「おせち」と呼び名を変えたのもこの時だったそう。
いま私たちが目にしている「おせち」って思っていたより歴史が浅いものなんですね。

最近では「おせち」と
ワインを合わせる人まで!

isetan04©2015 ISETAN MITSUKOSHI

いわゆるスタンダードな和の重が主流だった時代と違い、いまや「おせち」は個性的なものも多数登場し、変化を遂げています。

例えば、伊達巻、黒豆、栗きんとんなど定番の「おせち」をワンプレートにしてオシャレに盛り付けるのが人気通販や百貨店のものだと、面白いことに一人用の「おせち」や体のことを考えて塩分やカロリーをカットした「おせち」まで登場しています。

普通の「おせち」じゃ物足りないという人の場合フレンチやイタリアン、中華など、いつもと違ったお重をチョイスするのもひとつの手。
百貨店のカタログを開けば、一度は名前を聞いたことのある有名店やホテルのものだって色々載っているし、これを家庭で味わえるっていう点が嬉しいですね。

洋風の「おせち」では、ローストビーフやサーモンの燻製、テリーヌにフォアグラプリン(!)など、お酒に合うものが入っていたりするから、シャンパンやワインを用意してオードブル感覚で楽しんでみるのも◎。家族団欒の場がパーティーのように華やぎます。

お母さんを家事から解放する
という意味合いも

炊事・洗濯・掃除と、お母さんの仕事は年中無休。
「おせち」には、正月に家庭の主婦を食事の支度から解放するという意味があるんです。黒豆、栗きんとん、田づくり…と、日持ちのする料理が中心というのも納得がいきます。それに「神様をお迎えする間、台所を騒がしくしてはダメ」という平安時代からの風習の名残りもあるんだとか。

再来月に控えたお正月。実家暮らしの人も帰省の予定がある人も、「おせち」をいつも家族のために献身的に尽くしてくれる、お母さんへの贈り物と考えるのはどうでしょうか。滅多にない機会なので、少しくらい奮発してもいいのでは。
ここにお母さんに作ってもらった温かいお雑煮をプラスすれば、家族全員が笑顔になれるし、気持ちがホッと和みますね。

数段重ねの「おせち」って豪華すぎるイメージがあるし、万単位にもなると手が出づらい…と、身構えてしまいますが、考えてみると家族で4〜5人で外食に行くコストとそう変わらないのかもしれません。

年に一度しかない、ハレの日の買い物。ここは母親世代にも信頼されている老舗百貨店『伊勢丹』の「おせち」を選んでみては?おもてなしの心が行き届いていて安心感があるし、品揃えも豊富。
アナタからの贈り物、きっとお母さんは心から喜んでくれるはずです。

2016年、最初の贈り物は『伊勢丹』から

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