【新技術】「1年で消えてなくなるタトゥー」なら、したいと思う?

タトゥーと言えば、基本的には一度入れたら一生ものというイメージ。いくら興味はあっても、その後の人生とどう付き合っていくのか熟慮が必要になるだろう。気軽に楽しむだけなら、ヘナタトゥーなど「メヘンディ」を楽しむのもアリだ。肌の表面に塗るだけでよく、個人差はあれど、おおよそ1週間から3週間で消えてなくなる。

でも、“なんちゃって”気分を味わうだけでなく、もうちょっとタトゥーユーザーの心情を本気で経験してみたいならーー。ここで紹介するのは、およそ1年間で消えるタトゥー。試してみるかどうか考えてみると、絶妙な期間に思えないだろうか?

約1年で消える
期間限定のタトゥーって?

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おおよそ1年で消えてなくなる特殊なタトゥーインクを開発したのは、NYU出身のエンジニアたち。社名にもなっている「Ephemeral」には、"短命の"とか"はかない"という意がある。

もちろんこれが、彼らが開発したインクの名称。そのまま社名に使っているところがオモシロイが、その注目度は高い。

色素分子を小さくして、
カプセルコーティング!

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気になるのはその仕組み。タトゥーは、インクの入った針を皮膚に刺し、表皮のさらに下(真皮層)まで塗料を染み込ませていく。Ephemeralは、まずこのインクを分子レベルで確認し、その大きさに着目した。

人間の体は、異物を発見すると自然にそれを取り除こうとする。同社によれば、その免疫力の作動に対して、従来のインクは色素分子が大きすぎたそうだ。そこで、色素が真皮層でおよそ1年間だけ持続できるよう、ギリギリのラインまでインクの色素分子を小さくした。

さらに、免疫機能がすぐに除去をはじめてしまわないよう、色素分子を独自開発した球体構造の中に閉じ込めた。いわゆるカプセルのようなイメージらしいが、これで実験を行った結果、細胞からインクが消えてなくなったという。「Tech Crunch」で、Seung Shin CEOはこうコメント。

「従来のタトゥーは色素分子が大きすぎたんです。これがタトゥーが消えない原因。Ephemeralなら、分子が小さく、やがて皮膚から色素が排出されます」。

ずっと残らないなら…
してみたい?

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とは言え、まだ細胞レベルでの実験が済んだ段階。今は、人間と遺伝子的に類似性のあるブタの皮膚を使って臨床実験中。2017年秋ごろの商品化を目指しているそうだ。

はたして、これがタトゥー新時代の幕開けとなるかどうか。もしも彼らの開発した1年で消えてなくなるインクが実用化されたら…。

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