「鼻マスク問題」にナナメ上の視点から挑む、発明家に釘付け!

マスク生活歴も、はや2年目。当初はストレスフルだったマスクも、冷感素材や立体構造など、少しでも快適に身に付けられるように進化してきた。

それでも……しぶとく残り続ける課題が存在する。汗や皮脂で滑ったり、話し続けたりしたときに、マスクが鼻の下にずれ落ちてしまう問題だ。

この、意図せぬ“鼻マスク”から救い出してくれる発明品をご紹介しよう。

その名も「Mask-Spenders」!

© unnecessaryinventions/Instagram

ズボンのずれ落ちを防いできたサスペンダーよろしく、ヘッドバンドにつけたサスペンダーでマスクを留めれば大丈夫!という魂胆なのだが……視界も視線も気になって仕方ないだろうなぁ。

こちらは、アメリカ・バーモント州でイグノーベル的な発明品ばかりをリリースしている「Unnecessary Inventions」の非売作品。

ほかにも足の親指を守るためのヘルメットや、ホッピング付きの松葉杖など「誰も求めていないモノを作ることで、実際には存在しない問題を解決する」ことをポリシーに活動している。

しかし今回のMask-Spendersには、隙間から飛沫が漏れることやメガネが曇ることを防ぎ、鼻がチャームポイントの人でもおでこのイラストで示すことができるなど、有用な面がちらほら。

YouTubeチャンネルのコメントには「にいさん、アンタの発明ってどんどん有用になってきてるぜ」「これって“不必要な”発明チャンネルじゃなかったの?」なんて声も寄せられていた。

人を笑わせ、そして考えさせる。今の世に“必要”なのは、こんな発明かもしれない。

Top image: © iStock.com/Giulio Fornasar
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