「小鳥がさえずる」酒器、モダンなうぐいす徳利「singing bird TOKKURI」が登場

明治時代に誕生したと言われている「仕掛け徳利」を、現代のライフスタイルに合わせて蘇らせた「singing bird TOKKURI」。応援購入サービス「Makuake」での販売を昨年暮れからスタートしている。

この波佐見焼の職人たちによるアップデートが、じつにおもしろい。

傾けて徳利から注げば、猪口は吸口から酒を飲むとき、うぐいすの鳴き声が卓上に響くという仕掛けが施された酒器。

お酒が入っていなければ、うぐいすが鳴かない構造になっているため“日本酒をおかわりして鳴き声を何度でも聴きたい”という心理にさせる、日本酒の販促ツールのような存在でもあったとも伝えられている。

左から「yoin 余韻」「sumihake 墨刷毛」「ryurei 流麗」© 株式会社RIDEA

そんな仕掛け徳利を現代の食空間に合うよう、モダンに仕上げたのが今回の「singing bird TOKKURI」。

酒器は長崎・波佐見の陶房「陶房 青」が手がけ、デザインは墨象家知麻氏による、美しくやわらかな白さが特長。

技法、筆致の異なる3種のデザイン「yoin 余韻」「sumihake 墨刷毛」「ryurei 流麗」を用意して、各デザイン、仕掛け徳利1個と仕掛け猪口1個もしくは2個のセットが選択可能となっている。

© momokakitokimeki / YouTube

『小鳥のさえずりが寄り添う仕掛け徳利「singing bird TOKKURI」』
【Makuakeプロジェクトページ】
https://www.makuake.com/project/singing_bird/

Top image: © 株式会社RIDEA
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。