大排気量からEVへ
「エスカレードIQ」ラグジュアリーSUVを再定義か

アメリカン大型SUVの代表格「キャデラック エスカレード」における、フルEVモデルである「エスカレードIQ」が2025年にデビューする。

エレガントでありながら、独特な威圧感を放つ高級SUVであるエスカレードは、見た目に劣らない大排気量エンジンが特徴であった。現行モデルも6.2リッターV8エンジンを搭載しており、まさに“アメ車”といった仕様が魅力。

しかしながら、アメ車と言えば「V8大排気量」の時代は徐々に幕を閉じはじめている。

新たに登場する「エスカレードIQ」は、完全なEVモデルとなっており、内外装も通常のラインナップとは異なり、EVらしい先進的なデザインだ。

また、内燃モデルに引けを取らないパワフルさも明らかに。デュアルモーターeAWDシステムは脅威の750hpを発生させ、最大トルクは785 lb-ft(108.5kgm)、気になる航続可能距離は450マイル(724km)に達するという。

各メーカーを代表する車種にEVモデルが追加され始め、我々にとってEVを所有することが当たり前の選択肢になりつつあるのかもしれない。

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