IBMの人工知能がレシピを考案!?人間には思いつけないアイデアが満載らしい

世界を驚かせるような絶品料理を考え出す「優秀なシェフ」が現れた?しかし、どうやら人間ではないようです。

かつてアメリカのクイズ番組「ジェパディ!」で、オフラインでありながらも人間と対戦して勝利したことで知られている、IBMの人工知能コンピューター「ワトソン」がレシピ本を出版したのだとか。

あらゆるレシピ情報を記憶

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IBMのスティーヴ・アダムス氏が、海外メディアQuartzに伝えた内容によると、ワトソンは一般的に入手可能なレシピのデータを検索し、食べ物の化学成分とその組み合わせを参照できるライブラリーを作り上げたのだそう。

ミシュランで星を獲得するような優秀なシェフが、一生涯かけて得る知識も、今はタブレットからあっという間に手に入ります。実際どんな美食家よりも役立つ情報源になっているとスティーヴ氏は語っているようです。

斬新な新しい料理が生まれる!?

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クッキング用のロボット(あるいはシェフ)と、「Watson」の違いは、大量のデータからパターンを見つけ出す能力があること。

レシピを見て行く中で繰り返し現れる要素から、どの成分と食材の組み合わせがいいのかを判別できます。何が「美味しい」かを共通項から割り出すんですね。

しかも、珍しい組み合わせを導きだすこともできるため、「アップルケバブ」など、変わった材料を使った料理もできるようです。

「実はイチゴとキノコには同じ香り成分が多く含まれています。意外ですが、一緒に使えば美味しい料理ができるんです」

一体、どんなレシピになるんでしょうか・・・。

「人工知能」
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「NY最大の料理専門学校」

この人工知能によるデータをヒントに、ニューヨーク最大の料理専門学校「ICE」が、レシピ本を制作。4月14日に発売されています。例えば、

「ベルギーベーコンのプリン 」「ベトナムりんごのケバブ」「きのことイチゴの組み合わせ」

などなど。

料理に詳しい人ならなんとなく味を想像できるのでしょうか?食べてみたい…。

 

「ワトソン」は考えるだけ

ちなみに、人工知能が行うのは素材の提案だけ。食べられるように調理するにはシェフの力が必要です。その点まだまだ人間の力も必要なのだなと思ったりしますが、実はこんなロボットも出てきているよう・・・。

Reference:ars technica

料理人の動きをトレースしたロボットキッチン!有名なシェフの動きをマネしており、さらにそこから無駄な動きをなくしたもの。2年以内の販売開始が予定されているようです。

現時点では、カニのビスクしかつくれず、お皿がずれたりするだけで大惨事に!なんて弱点もあるようですが、今後はプロの味がいつでも再現可能になると言います。


レシピの考案にはまだまだ人間の力が必要なものですが、作り方のデータさえあれば、調理ロボットにつくってもらうことで、どこでも簡単にプロの味が楽しめるようになりそう。

自宅にいながら、有名店の料理を、有名シェフの腕で再現する。そんな未来も遠くないのかもしれませんね。

Reference:QUARTZ , ars technica

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