赤ちゃんを段ボール箱の中に!?乳児死亡率が世界で最も低いフィンランドの「秘密」

フィンランドでは、妊娠4ヵ月を迎えた家庭にふたつの選択肢が与えられます。ひとつは育児給付金を受け取ること。もう一方は、「ベビーボックス」という段ボール箱を受け取ること。

みんな給付金を選ぶと思うでしょう?ところが、全体の95%がこの“箱”を選ぶそうです。理由は、中に入ってるアイテムがとても便利だから。

「ベビーボックス」って?

85singo_slideshow_baby-in-fbb

85singo_10441117_1468933966688535_2099917016367994658_n

1930年代に始まった「ベビーボックス」の歴史。もとはベビーベッドを購入できない貧困層のために、政府が配り始めたものでした。

当時のフィンランドにおける乳児死亡率はおよそ10%!そんな深刻な課題に対して講じられた国の安全対策が、この段ボール箱セットを配布することだったというワケ。

赤ちゃんを守ろう!

85singo_CHsGbZnUAAEHf5B

配布後、乳児死亡率は劇的に改善。絶妙なサイジングで、赤ちゃんの寝返りによる窒息リスクを軽減できるそうです。

はじめは貧困家庭のみに配られていましたが、すぐに誰でも受け取れるようになりました。どんなものが入っているのか動画で確認できますが、その充実度にはビックリ。

内容は、生後1年を無事乗り越えられるように用意されています。様々なサイズの洋服、再利用できるおむつやよだれかけ、そのほか体温計、育児マニュアル、アウトドア用品などなど。どれも赤ちゃんの性別に依存しないデザインとなっており、次の出産の際にも再利用できるとあって、重宝されているようです。

なかには、妊娠中の妊娠を防ぐためにコンドームまで。

85singo_2015_Vuodelaatikko

85singo_Moomin_Box_Havainne_3_aa8e94e6-d0a0-4fd9-b67e-5b446c68dbaf_large

85singo_11333338_686616721470111_130625705_n

フィンランドにおいて、「ベビーボックス」は祝福の象徴。ボックスを受け取った日は、家族でパーティー!

そんな話がBBCによって取り上げられたのが2013年。これをきっかけに、世界的に認知されました。その後、ヘルシンキの企業が「The Finnish Baby Box」を製品化し海外への流通が実現。今では多くの地域から注文を受け付けています。

日本からも購入でき、価格は送料込みで55,364円。ムーミンバージョンは、83,116円。注文から2ヵ月程で届くそうです。身近に出産を控えている人がいたら、プレゼントとしても喜ばれそうですよね。ホームページには日本語による説明もあります。一度覗いてみては?

85singo_Description_Hygiene

85singo_Description_Indoor

85singo_Description_Outdoor

85singo_Description_Sleeping

Licensed material used with permission by FINNISH BABY BOX

熱〜いサウナ。冷た〜い水風呂。交互に繰り返し入ると気持ちいい!なんて人の話をよく聞きます。血行も発汗も促進できて健康にいいんだよ、なんて意見も多いですが、...
赤ちゃんをお風呂に入れるのは、ママやパパにとっても意外と大変なお仕事。大人用のバスタブじゃ大きすぎるし、かといって専用のベビーバスはプラスチックが硬くて痛...
すべての国民が、最低限の生活を送るのに必要な額の現金を、政府が無条件で定期的に支給する。ベーシックインカムと呼ばれるこの所得補償制度を、福祉国家フィンラン...
定期的にサウナに入る人は、突然死する確率が60%も下がる。そんな研究結果が発表されました。実験は、フィンランド式サウナに入った回数、時間などを週ごとに報告...
わが家に二人目の子どもが生まれたとき、パートナーと同じくらいに僕が感謝したのは2歳年上の長男でした。なぜって、彼のときは日々の子育てがつねに手探りだったか...
写真のメガネの男性。黒いボールを今まさに手から離した瞬間。それを投げ入れる先は…え、ゆりかご!?一見、バスケットボールの試合風景に思えるこの写真。ところが...
「大人はレストランや料亭で『四季』を感じる食事をしているのに、なぜ赤ちゃんは一年中同じ味の離乳食なのだろう?」「Baby Organic」は、そんな疑問を...
泣いている赤ちゃん、何を伝えようとしているのかもっとわかってあげられたらいいのにーー。そんな思いに応えるアプリが、2016年の秋ごろから使えるようになるか...
アメリカの一部企業には、生後6ヶ月までなら赤ちゃんと一緒に出勤してもいいというルールがあるんですって。「MarketWatch」で紹介されているカラ・クリ...
ここで紹介するのは、フィンランドに住むアメリカ人教師のティム・ウォーカー氏が、同国の幼稚園を訪問して気付いたこと。そこで採用されていた教育方針は、アメリカ...
郵便屋さんと聞けば、制服を着た配達員がポストに手紙を届けるーー。当たり前の光景ですが、フィンランドでは庭の芝刈りまでしてくれちゃうみたいです!郵便会社「P...
生まれてから10週間しか経っていなかった赤ちゃんを背負い、旅に出たのは、看護士のカレンさん(31歳)。なんと、産休をつかって旦那さんと一緒に世界を周る旅に...
学校ではみんな国語・算数・理科・社会など、各科目ごとに授業を受けたものですよね。でも、教育水準の高さで知られている北欧では、そんな科目ごとの授業には重きを...
ママ向けの育児用品はたくさんありますが、パパがより育児に参加しやすくなるような「男性向け育児用品」はほとんどありません。そこで、ファッション業界のスペシャ...
『ムーミン』の故郷であり、神秘的なオーロラも観測できることから、観光において根強い人気を誇る国、フィンランド。そのフラッグ・キャリアであるフィンエアーおよ...
「歯磨きが好きな子になってほしいから、赤ちゃんが好きになれる歯ブラシを作りたい」歯科医師や歯科衛生士のそんな思いがたくさん詰まった「HAMICO」は、赤ち...
フォトグラファーのMikko Lagerstedtさんが捉えるのは、地元フィンランドとアイスランドの自然。実際の景色とは思えないほどの美しさ、とくとご覧あ...
カメラの前で、キュートな笑顔を咲かせている「ふたりの赤ちゃん」。パッと見だと似ていませんが、イリノイ州で生まれた双子の女の子で、初めて迎える誕生日の記念に...
人生のうちで一度はオーロラを生で見てみたい。そんな人も多いのではないでしょうか。でも「行くまでに過酷なんでしょ?」「ずっと外で待っててもオーロラが出なかっ...
「赤ちゃんは泣くのが仕事」なんて言われますが、やっぱり笑顔を見たいものですよね。そこで、イギリスの企業「C&G baby club」は、赤ちゃんの...