ラルフローレン・NY店にある「未来の試着室」がすごい・・・

店内をぐるっと一周しては、気になった洋服をいくつかピック。試着室とフロアを行ったり来たりしながら、どうしようかとお悩みモード。そんな買い物の形はこれから少しずつ変わっていくのかも知れません。

2015年11月、ラルフローレンがニューヨークのフラッグシップ店で開始した新しい取り組みに注目が集まっています。なんと試着室の鏡がタッチスクリーンに!そこで買い物に必要なことはすべてできちゃうのだとか…。

多機能すぎる!
「未来の試着室」はコレ

便利すぎる「5つの機能」

同社とシステムの開発を行った「Oak Labs」社によるプレスリリースによれば、試着室の鏡が担っている主な役割は以下のとおり。

01.部屋の"照明"を変えられる!

(日中・夕暮れ・キャンドルライトなどなど)

地味に思えど、商品選びには大きな影響があるのではないでしょうか。外で見たらどう見えるのかが気になって足踏みしちゃうこともありますよね。
でも、これなら着たいシーンをちゃんと想定して選べます。

02.商品を選んで、試着室にお取り寄せ

(色・サイズ・スタイリストのオススメ・在庫が表示)

商品の在庫状況がその場で把握できます。組み合わせに困ったときはコーディネートの提案をチェック。試着したい商品はワンタッチでお取り寄せ!

03.誰が届けてくれるのか、顔写真付きでわかる

(スタッフはiPadで要望をチェック)

どんな人が持ってきてくれるのか、あらかじめわかるので安心です。途中でキャンセルもできる模様。


04.自国の言葉で利用できる

(ユーザー体験もスタッフに伝わる!)

気になる商品があるけど、なんて書いてあるのかわからない…。しかも、なんて質問したらいいのかわからない!なんてジレンマもこれで解決できるかも。

05.モバイルに情報を送信できる

(その場で決済も可能!)

つまり…、もう買い物は試着室の中だけで完結してしまうんですね。

お店側にとっても、入室から購入までの行動を分析でき、サービスのクオリティを上げるために大いに役立つそうで、メリットが大きいのだとか。

まだ試験中のため、利用できる場所はニューヨークのみ。ですが、「Quartz」によれば、2015年中に他店舗でも利用できるようになる可能性があるようです。日本国内で利用できる日もそう遠くないかも?

Licensed material used with permission by Oak Labs
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。