ある場所でのみ楽しめる「透明なトマトジュース」って?

トマトジュースといえば、サラサラやドロドロなど口当たりの違いこそあれ、色は赤が当たり前。ところが、「ある場所」でのみ楽しめる、透き通った金色のトマトジュースがあるのだそう。

果たして、その正体とは?

「ななつ星」でのみ提供!
シャンパンゴールドが美しい…

シャンパンゴールドに輝くこのトマトジュース。実は、2013年に運行を開始し話題を呼んだ、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」でのみ提供されているもの。どうやら、沿線にある宮崎県都農町の観光協会が「特産トマト」のPRのために開発したのだとか。

ほとんど濁りがないだけに、「味が薄いのでは?」と思ってしまいますよね?でも、トマトの香りや味はしっかり残っており、酸味も穏やかに仕上がっているとのこと。

濃厚な味の秘密は、糖度の平均値がメロンと同等の「フルティカ」という高級品種を使っていること。これまで使っていた「ごくとま」にも増して、力強く味わい深いものとなったそうです。さらに、それを最低4日かけてろ過するという手間のかけよう。そのため、トマト10キロから取れるジュースの量は、わずか2.5リットル程度。なんて貴重な一杯…。

豪華寝台列車でのみ楽しめる「贅沢すぎるトマトジュース」。ぜひとも、一度は飲んでみたいですよね!

Licensed material used with permission by 都農町観光協会
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。