【世界最小】塩と水で発電できるモバイル燃料電池「JAQ」

塩と水の化学反応で発電し、デバイスの充電ができる!と話題なのが、モバイルチャージャー「JAQ」。残念ながら、自分で塩水を注いで無限に充電できるというわけではありませんが、定期的に充電していなければいずれ使えなくなってしまう従来の充電池と違い、いつでもその場で発電して電力を供給できるのが特徴です。

必要なのは、充電器本体と使い捨てのカートリッジ。挿しこむと発電が開始するので、USBを繋げばデバイスの充電が可能です。

塩水で発電!?
携帯できる燃料電池

左側に見えるのが本体に挿し込まれた「PowerCard」というカートリッジ。1枚で発電できる容量は、スマホ1台分をほぼフル充電できるくらい。これまでの電池と何が違うかというと、前述したとおりその場で発電できるというシロモノ。リサイクル素材で作られており、使い終わったらそのまま捨てられるものだそうです。

これまでにも携帯できる燃料電池はありましたが、化石燃料を使用していました。その点、開発した「myFC」社はよりクリーンな燃料電池であると主張しています。

本体サイズは127 x 77 x 21mm、重さ180g。カートリッジは 96 x 68 x 6.5mm、重さ40グラム。両方合わせた重さは、「iPhone 6」を2台分持つよりも少し軽いくらい。

WEBサイトによれば、年間契約で1ヵ月4.9ユーロ(約650円)から利用可能になるとありますが、詳しい情報については事前予約することで最新情報を受け取れます。まだ明かされていない素材の詳細が気になるところですが、続報に期待しましょう。

Licensed material used with permission by myFC
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。