ダイエットだけじゃない!低糖質食は不眠な人にほどおすすめの食事法だった

大ブームになった低糖質ダイエット。挑戦してみたという人も多いのでは? 「低糖質食=ダイエット」というイメージが強いかと思いますが、ダイエット以外にも注目したいことがあります。それは、睡眠との関係です。

低糖質食は、ダイエットだけでなく、睡眠にもいい影響があるというのが、最近の研究でわかってきました。「忙しくてなかなか睡眠時間がとれない」「睡眠時間は十分なのに、疲れがとれない」という現代人にとって、これは有益な情報といえそうです!

そもそも糖質とは?
どうしてダイエットにいいの?

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糖質というのは、食物繊維を除いた炭水化物のことを言います。ごはんやパン、麺類、いも類、大根以外の根菜、果物、お菓子、ジュースなどに多く含まれています。

糖質は、体のエネルギー源として優先的に使われる栄養素。だから、それを控えることで体脂肪が優先的に燃焼されやすくなるというのが、低糖質ダイエットのおおまかなロジックです。

低糖質食と
睡眠の関係って?

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低糖質×睡眠の研究をしている東京聖栄大学の矢島克彦助教に、なぜ低糖質食で、睡眠の質が高まるのか話しを伺いました。

「いい睡眠の条件として、一番重要なのは『入眠初期の眠りが深いこと』。そして、低糖質食を摂ると入眠初期の眠りが深くなります。このメカニズムの鍵になるのは「血糖値」にあります。

就寝前に高糖質食を摂ると入眠時の血糖値が高くなります。眠りが浅いときほど脳の糖質消費量が増加するという報告もありますので、糖質の摂り過ぎによって血液中に糖が増加している状態は深い睡眠を妨げる可能性が考えられます。

一方、低糖質食では、血糖値が上がりにくい。そのため、睡眠時に脳の糖質消費量は影響を受けず、身体を休めるために望ましい状態となります。

また、高糖質食によって血糖値が上がることにより分泌されるインスリンには、成長ホルモンの分泌を阻害する働きがあります。成長ホルモンは身体を回復させる働きを持つホルモンですので、分泌が阻害されることは睡眠の質の悪化につながります。

就寝前の食事で糖質を控えることが睡眠の質を高める……このメカニズムは、現在も明確になっていない部分が多々あるのも事実です。しかし、糖質を摂った上での就寝は上記の理由などから、睡眠の質に悪影響が現れると考えられているわけです」

睡眠の質を高める!
「夜だけ低糖質食」3つのポイント

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①ごはん、パン、麺類、いも類、大根以外の根菜、果物、お菓子、ジュースを控えましょう。
糖質を多く含む食品をカットするのが基本になります。毎食ごはんは欠かせない!という人も、夜はなるべく控えるようにしてくださいね。

②たんぱく質を含む食品を食べましょう。
とはいえ、たんぱく質不足は筋肉量が落ちる原因に。肉、魚、たまご、大豆製品など、たんぱく質を多く含む食品を食事に取り入れるようにしましょう。

③調味料の糖質量は気にし過ぎなくてOK!
トマトケチャップやみりんなどの調味料にも糖質は含まれていますが、調味料まで気にしすぎると持続するのが難しくなってしまいます。たっぷり使うのを避ける程度でOKです。

なお、低糖質食を食べるときは、カロリーはあまりケアしなくても大丈夫です。ただ、油をたくさん使用する料理は脂質のとり過ぎになってしまうため、揚げものなどの脂っこい料理ばかりを選ぶのは控えましょう。

睡眠時間の理想は7時間程度といわれていますが、忙しくて睡眠時間の確保が難しい!という人が多いのが現実です。また、たくさん眠っているのになかなか疲れがとれない、、という方は夜に糖質をとり過ぎていることも考えられますよ。

ただし、糖質自体は決して不要なものではありません。現代人はラーメンや丼ものなどの食事で糖質をとり過ぎてしまう傾向にあるというだけ。そこらへんをしっかりと理解したうえで、低糖質食を取り入れてみてくださいね。

フードクリエイティブファクトリー

「大切な人との暮らしをもっと楽しく」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チームです。食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、イベントなどを手がけています。

Reference:Journal of Nutritional Science and Vitaminology

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