「前衛的!」ではなく動物の本能。コンドームメーカーがガチで制作した「求愛ダンス」

動物たちの求愛行動を「にんげん」のダンサーが表現したら…。この前衛的なダンスパフォーマンスPVを制作したのは、日本のコンドームメーカー「相模ゴム工業株式会社」。曰く、本能のままに求愛表現する動物たちの姿は、私たち人間にとって学ぶべきことが多くあるとか。

まずは、その注目のダンスからどうぞ!


動物の求愛行動を
ダンスで表現

にんげんは、それを語りすぎたのかもしれない。言葉を尽くすから、すれ違う。考えるから、臆病になる。考えてみれば、どうぶつは思い悩んだりしない。求めるために行動し、本能で表現する。それは、純粋で強い、根源的な愛。

相模ゴム工業がBBCやNHK協力のもと、動物たちの求愛行動をまとめた図鑑『Act of Love〜愛は、行動するもの。〜』を編纂し、WEBデジタル版、冊子版を世界に向けて公開したのが2016年1月。上記の力強いメッセージは、そのWEBデジタル版から引用したもの。

創業以来、人と人の間に生まれる「愛」について、誰よりも真摯に考えてきた、という自負がある同社。人間の愛を見つめ続けるうちに、たどり着いたのは「本能で表現しあう動物の求愛」だった。なぜなら……、

にんげんも、どうぶつも
愛は、行動するもの。

図鑑のPR用に制作された動画とはいえ、振り付けに今注目のコレオグラファー、ラッセル・マリアンを起用。見応え十分だ。“にんげん”のダンサーたちが、本能のままに愛を表現する“どうぶつ”と化す。もしかしたら、愛をささやくセリフ以上に説得力があるのでは?

動画の中から一部、動物たちの特徴的な求愛パターンを抜粋してみよう。

アオアシカツオドリ

鮮やかな青い足を精一杯持ち上げてメスにアピールするアオアシカツオドリのオス。上げたり下げたりしながらメスの周りを回るそう。

シオマネキ

横に横に、素早い動きを見せるのはスナガニ科のシオマネキ。ハサミを大きく振るのが求愛のポーズ。

フラミンゴ

繁殖期になると、集団で一定のリズムを保ちながら同じ行動をするフラミンゴ。規則的に首を左右に振る「旗振り」や、首を高くしたまま翼を広げる「翼の敬礼」。その中で気の合うカップルを見つけるんだそう。

ちなみにこの動画、「Act of Love」の公式Facebookではすでに800万回以上再生され、海外から多くの賞賛を得ている。また、WEB版ではダンスに登場しない多くの動物たちの求愛行動に触れることも。

Licensed material used with permission by Act of Love
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。