ビジネスパーソン1,000人が答えた「お金の話」。見えてきたのは…

現代の消費者は複雑です。

一昔前のように、画一的なライフコースに沿って、右肩上がりに消費を増幅させていくイメージを持っている人は少ないはず。

今時は、20代はこう、女性はこう、30代のビジネスマンはこう、引退した老人はこうなんて言い切れません。いろんな側面で、ステレオタイプに当てはまらない人が増えている状況があります。

そんな中、この記事で紹介するのは、20代~40代までのビジネスパーソン1,000人(当然、男女混在です。ここで男女を分けるなんて、いまやナンセンス)に実施されたアンケート結果。テーマは「お金の使い方」について、です。

【ビジネスパーソンの消費傾向01】
可処分所得は平均8.7万円。
自分のモノよりもコミュニケーションを重視する。

まず最初に見てもらいたいのは、下記のアンケート結果。いわゆる可処分所得についてです。

Q.生活費、貯金を除いて、一ヶ月に自由に使える金額は?

収入だけでなく、貯金額なども関係してくるせいでしょうか。かなりバラけてます。一概に「いくらだ」とは言い切れない結果ですが、平均すると8.7万円になります。

時々「サラリーマンの平均的なお小遣いは?」なんて企画が、テレビや雑誌でもありますが、そこで強調される「お財布事情が厳しい」という結論ほど、カツカツというわけではなさそうです。

8.7万円。

かなりまとまった金額ですね。となれば、次に気になるのは、使いみちです。

Q.可処分所得をどんなモノ・コトに使っていますか?(複数回答可)

ここで顕著なのは、コミュニケーション重視の傾向でしょうか。

「ファッション」「趣味」「美容」といった、どちらかというと、自分のための消費よりも、「旅行」「外食費」「交際費」といった他者とのコミュニケーションが介在する消費が上位にきています。

もちろん、ひとり旅やひとり飯も含まれていますが、別のアンケートでは「家族旅行では奮発したい」58.7%、「家族と楽しむための支出が多い」54.2%といった結果も。

モノよりも経験。それも家族をはじめとするコミュニケーションにお金を使うことが多いことが見てとれますね。 

【ビジネスパーソンの消費傾向02】
価格よりもこだわりを!
ただし、「賢い買い物」が基本。

より具体的なアンケート結果をみていきましょう。

Q.自身の消費に関して、当てはまるのは?(複数回答可)

1位のように、こだわっている分野があるのは順当な結果として、注目したいのは2位以下です。

「好きなものへの支出を減らしたくない」「気に入れば多少高くても購入する」「ほしいものを探すためには時間を惜しまない」「価格を気にせず購入することもある」といった項目からは、自分の好きなモノ・コトを追求したいという欲求が見えてきます。

おもしろいのは、さほど価格は気にしていないこと。

あらためて、このアンケートは市井のビジネスパーソン1,000人が対象で、決してエグゼクティブに絞ったものではありません。そう考えると価格は、単なる高級志向というよりも、自身の価値観を持ったこだわり志向といえそう。

このあたり、現在の消費傾向を読み解く大事なポイントではないでしょうか?

一方で、こんな結果も出ています。

Q.買い物をするきっかけは?(複数回答可)

価格はまったく気にしないと思いきや、一方で「セール」「割引情報」「値引きの通知」などには熱視線を注いでいます。

つまり、好きなモノ・コトへの支出は惜しまないけれど、賢い買い物には気を配っているといったところでしょうか。

たしかに、今はネットでの価格比較も簡単にできる時代。割引やポイントサービスも多種多様です。上手に利用しない手はないですよね。このあたり、闇雲に消費するだけでなく、しっかりと情報収集するスマートなビジネスパーソン像が浮かび上がってきます。

 

【ビジネスパーソンの消費傾向03】
カード利用率は99.1%。
コンビニでも現金は使わない!?

賢く買い物をするーーそんな現代のビジネスパーソン像を象徴するのが、クレジットカードの保有率です。

このアンケートでは、99.1%がクレジットカード利用者。なかでも、3枚持っている人が一番多くて、23.2%となっています。これ自体は驚くべきことではありませんが、興味深いのはその使用頻度です。

Q.一番使っているクレジットカードの使用頻度は?

バラけているように見えますが、まとめると週1回以上使用している人が79.9%と、かなりの頻度が高いことがわかります。

そして、利用シーンについては、なんと34.8%の人がコンビニエンスストアでもクレジットカードを使っているという結果が! たしかに少額からでもポイントはしっかり貯まるし、アプリを使って支出管理が可能になるなど、カード使いはコマメなほど賢く消費することができます。

アメリカをはじめとする欧米では、少額決済でもクレジットカードを使うのが常識だとはよく知られた話。一方、日本はまだまだ“現金主義”というのが一般的な見方ですが、ことビジネスパーソンに限って言えば、その傾向は変化してきているようです。 

①物質的な消費だけでなく、家族や仲間とのコミュニケーションにお金を使う。

②自身がこだわっているコト・モノには、支出を惜しまない。

③ただし、クレジットカードなどを積極的に利用することで、賢い消費を心がけている。

このあたりが、現代のビジネスパーソンの消費傾向と言えそう。自分と比べてみて、どうでしょう?

①、②は誰もが共感できる部分があると想像しますが、③はまだまだ「改善の余地がありそう…」という人もいるかもしれません。

こだわるだけでなく、どうせならスマートに消費をしたいものですね。

 

アメリカン・エキスプレスがサポートする、「ネオ・ポテンシャリスト」とは?

ここで紹介したアンケートは、アメリカン・エキスプレスが実施したものです。
アメリカン・エキスプレスは、今回対象となったビジネスパーソンのみならず、モノの消費だけでなく、日々の生活を充実させることに積極的な現代人を「ネオ・ポテンシャリスト」と名付け、そのライフスタイルをサポートしています。

それは、スマートフォンアプリでの利用状況やポイントの管理だったり、普段使いでポイントや特典がついてくるサービスだったり。あるいは、旅先での相談やオンラインショッピングでのセキュリティまで。

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